反り立つ壁に撃沈。


by nugueira
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所英男、Bellatorデビュー戦

 所英男のBellatorデビュー戦、試合映像を見たので感想を。

L.C.デイビス○-×所英男(判定)
 開始早々飛び込みながら蹴りを放つ所。スタンドではデイビスが手数で上回るが、所はパンチによく反応できており、テイクダウンや引き込んでの足関節狙いなど自分の動きをできている。残り30秒というところで所がバックハンドブロー。クリーンヒットはしないもののデイビスは面食らったように後退し、終盤は所が攻勢の印象。とはいえ手数でデイビスのラウンドか。
 2Rも落ち着いてデイビスのパンチを見切る所だが、スーパーマンパンチに行ったところをパンチで迎撃されダウン!しかし追撃に来たデイビスにすぐさま足関節を仕掛け、一方的な展開にはさせない。所はこの後もカニ挟みからのヒールフックなどを狙うが不発に終わり、ラウンドを取られてしまった印象。
 3R、後のない所がパンチで攻めていき、デイビスが前のめりにダウン!所はバックに回りこんでから腕十字を狙うが、ここは逃げられてしまう。一気に攻勢に転じた所に対し、デイビスはテイクダウンからの組み付きで応戦。所は繰り返し腕十字やアームロックを狙うが極めきれず、最後はデイビスがギロチンに捉えた状態でタイムアップ。

 所は「らしさ」を最後まで如何なく発揮し続けたが、打撃の手数で遅れを取っていたのは紛れもない事実。1R終盤などポイントを取ってもおかしくない場面はあったものの、スプリットでの判定負けはむしろ順当なジャッジと言わざるを得ない。サブミッションの仕掛けでポイントが入りにくいのは分かり切っている話なわけで、やはりこのスタイルで戦うなら極めどころで極め切れないと勝ちは拾えない。

 連敗中の所にオファーを出す時点でBellator側も所に勝敗とは別次元の面白さを求めているのは確かなわけで、その点では団体側の期待を裏切らないデビュー戦だった。とはいえ、このポジションに留まっていてはいずれリリースは避けられないのは本人も理解しているはず。今のスタイルで勝ちきるか、それとももっとシビアにポイントゲームに適応していくか。いずれにしても、次は今回以上に勝ちに徹する所を見てみたい。

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Commented by おっさん at 2015-03-30 20:42 x
所の良さと悪さがよく出た試合でしたね。

技の仕掛けの速さと積極性が所の良い所。
ただ、その分ポジショニングが甘く、技の入りも極め切る所までいかない事の繰り返しでした。
これが悪い所。

得にフィジカル負けしてる様子はありませんでしたが、ボクシングでは完全に打ち負けていましたね。
北米金網基準だと、基本的には打撃で向き合ってるか、金網際で押し合いしてるか、どちらかの時間が圧倒的に長い訳で、ここを征さない中々勝ち星を重ねるのは難しいかと。

今回のようにレベルの合う相手だと良さも出ますが、もっとフィジカルの強い選手や打撃の強い選手が相手だと完封されそうな気がします。

今のMMAの上の方のレベルでは、隙を突いて腕や足を極めて勝つという事は、中々難しいレベルになってきてると思いますね。
Commented by nugueira at 2015-03-31 23:30
>おっさん様
 仰るとおり今の所のスタイルでは北米では勝ちきれないと思いますが、逆にそんな中でもこうして存在感を示してしまう辺りが凄いとは思います。さすがにそろそろ結果を出さないとしんどい状態ではありますが。
Commented by スラッカー at 2015-04-01 00:30 x
自分もおっさん様と同じ感想をもちました

ただアラフォーになっても20代の頃と遜色なく回転しまくれるその体力は素直に凄いなーとも思いました

そこら辺は五味選手も見習ってほしいです
彼こそ減量すればもう一花咲かせられると思うんですが
Commented by nugueira at 2015-04-02 23:53
>スラッカー様
 確かに所の場合、「スタイルが時代に合わなくなってきた」という感じはしても「パフォーマンスが衰えてきた」という印象は受けませんね。そういう意味でも非常に特異な格闘家だと思います。
by nugueira | 2015-03-29 22:32 | その他(総合・寝技系) | Comments(4)