反り立つ壁に撃沈。


by nugueira

スティーブンソン激勝。いよいよ4団体統一戦か?

 エキサイトマッチの感想を。まずはWBA暫定世界スーパーライト級タイトルマッチ、マウリシオ・ヘレラvsホセ・ベナビデス。
 上背ではベナビデスが大きく上回るが、ヘレラはリーチ差を苦にせず1Rから懐に入ると、ジャブを入れ続けさらに右もヒット。2R以降もベナビデスはロープを背負う時間帯が長く、ボディを叩かれ続ける展開が続く。
 しかしベナビデスはロープを背負いつつもがっちりガードを固め有効打を許さず、5Rに入ると一転して距離をキープし続け自分の間合いから攻勢に転じる。6Rになるとボディを効かされたヘレラの方が下がり始め、試合は一気にベナビデスのペースへ。
 ロープ際に詰めても有効打が入らない苦しい展開が続くヘレラだが、8Rに入ると再び圧力を強めて攻勢。試合の行方がまた分からなくなってくる。
 9R以降の終盤戦は手数でヘレラ、有効打ではベナビデスというジャッジの難しい展開。へばってきた様子のヘレラにベナビデスが連打を打ち込むのだがヘレラもしぶとく、効かされた場面で下がらずにきっちり打ち返し、泥仕合へ持ち込んだまま12Rが終了。
 個人的採点ではヘレラの圧力と手数を評価して115-113でヘレラ、もしくはドローという印象だったが、判定は3-0でベナビデス。手数とダメージどちらを取るかで判断の難しいラウンドが多かったので、これはこれで納得のジャッジ。ベナビデスは序盤の攻め込まれた展開でズルズルと引きずり込まれず、きっちりガードしていたのが良かった。

 続いてWBC世界ライトヘビー級タイトルマッチ、アドニス・スティーブンソンvsドミトリー・スコーツキー。
 スティーブンソンは重心を後ろに置いた体勢から左の一発狙い。対するスコーツキーも右の一発を狙っている感じで、序盤はジリジリと距離を測りある展開が続く。
 しかし2R終盤、スティーブンソンが踏み込んでからのワンツーをヒット。最後はプッシングで倒した感じもしたが、スコーツキーがしりもちをつくようにダウンし、序盤から試合が動きだす。
 スコーツキーはダメージはさほどでもない感じで3R以降も自ら踏み込んでパンチを出していくが、スティーブンソンはジャブで踏み込みを制しつつ、距離が近づくと左のストレート。徐々にリズムをつかんできたか。
 迎えた5R、互いに近い距離でパンチを振り回す場面が増えてくるが、スコーツキーが踏み込んだところにスティーブンソンの左ストレートがヒット!なんとか立ち上がるスコーツキーだがダメージは深く、スティーブンソンが左の連打で3度のダウンを重ね勝負あり。
 これでコバレフが3月の防衛戦をクリアすれば、この夏にも4団体統一王座をかけてスティーブンソンと激突という流れに。両者とも一発で試合を終わらせる力を持つだけに、ヒリヒリした試合が期待できそう。
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by nugueira | 2015-02-07 23:27 | ボクシング | Comments(0)