反り立つ壁に撃沈。


by nugueira

ブラッドリーvsチャベス

 エキサイトマッチを視聴。まずはWBO世界ミドル級王座決定戦、マット・コロボフ vs アンディ・リー。

 サウスポー同士ということもあって最初は両者様子見か、やや静かな立ち上がり。2R以降はコロボフがジリジリと圧力をかけながら先手を入れていくが、3R終盤にリーがカウンターをヒット。4Rもリーのカウンターでヒヤリとする場面があり、コロボフは簡単に攻め込めないか。
 それでもコロボフは5Rに入ると思いきった踏み込みから強めのパンチを入れる場面が増え、再びペースを握る。6Rもコロボフの攻勢は変わらず、飛び込んでの強烈なパンチを入れるが、ここでリーのカウンターの右フックがヒット!一発でフラつき動きの止まったコロボフにリーが追撃の滅多打ちを入れ続け、コロボフが棒立ちになったところでレフェリーがストップ。リーがまさかの逆転KOで王座を獲得。
 リーは紹介Vで流れていた前回の試合もKO負け寸前をカウンター一発でひっくり返していたが、持ってる選手だなあ。

 続いてウェルター級12回戦、ティモシー・ブラッドリー vs ディエゴ・チャベス。

 1Rから強烈な左右のパンチを振り回すチャベスに、ブラッドリーはフットワークで周囲を回りながらヒット&アウェイ。ラウンド後半はブラッドリーが懐に入って左右のボディを入れる場面があり、チャベスのリズムを見切ってきたか。
 2Rに入るとブラッドリーも前に出始め、近距離でお互いパンチを振り回す場面が増える。バッティングでの中断を挟んだ後、ブラッドリーの左フックがヒットしチャベスが一瞬動きを止める。
 3R以降もブラッドリーの勢いは止まらず、踏み込んでのフック、更には自ら懐に入って打ち合いを仕掛ける。チャベスもパンチを強振するが打ち終わりにブラッドリーのフック、アッパー、ボディが入り、ブラッドリーが着実にチャベスを削っていく。
 5Rもブラッドリーは自ら体を密着させて連打。今回はいつになく接近戦での強いパンチを繰り出している印象だが、さすがに攻め疲れたか5R終盤からは再び距離を取りつつ戦うスタイルに。
 後半戦に入ってもブラッドリー優位のペースは変わらず、前に出て打ち合う展開とフットワークで距離をコントロールする展開を織り交ぜながら自在に戦っていく。一方のチャベスは完全に攻め手をなくしてしまった印象。
 ブラッドリーの方もさすがに攻め疲れてきたか、9Rには動きがガクッと悪くなる場面もあったが、10Rは再び距離を詰めて左右のボディ連打。終盤戦は消耗の激しいブラッドリーをチャベスが追い上げる展開となり12Rが終了。個人的にはブラッドリーが前半の貯金で逃げ切ったと思ったが、ジャッジは1-1のドロー。
 ブラッドリーは今までになく自ら前に出て打ち合うスタイルにチェンジしており、前半戦の戦い方は素晴らしかったのだが、それが最後まで続かず失速してしまったのは残念。試合内容は今回の方が面白いのは間違いないのだが、以前と同様にスピード主体のスタイルに徹した方が白星にはつながるのだろうか。
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by nugueira | 2015-01-22 23:08 | ボクシング | Comments(0)