反り立つ壁に撃沈。


by nugueira
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WRESTLE KINGDOM 9観戦記③

第9試合 IWGPインターコンチネンタル選手権試合 中邑真輔vs飯伏幸太
 中邑が王様なのか自由の女神なのかよく分からない衣装で入場するが、場内はこの日一番の割れんばかりの大歓声。これが今の新日本の熱気なのか・・・。ノルキヤやイグナショフとガチをやっていた中邑の記憶が強い世代としては、違和感を感じるような一周回って面白いような妙な感じ。
 この試合についてはおそらく絶賛の声多数だと思うが、いやもう、本当に「すごかった」の一言。序盤から両者ともテンションが尋常じゃなく、飯伏が掟破りの逆顔面ウォッシュやナックルを連発すれば、中邑もそれに呼応。飯伏がこれまた掟破りの逆ボマイェを決めるも中邑がカウント1で返した瞬間の興奮をどう表現すればいいのか。久しぶりに頭のおかしい人間同士のプロレスを見させてもらった(注:最大限の褒め言葉です)。
 試合を通じて思ったのが、中邑の「受けのプロレス」の上手さ。飯伏の凄味を限界まで引き出したうえで勝っちゃったもんなあ。G1決勝のオカダ戦といい、本当にハズレがない。

第10試合 IWGPヘビー級選手権試合 棚橋弘至vsオカダ・カズチカ
 メインらしいじっくりした攻防から、試合が大きく動き出したのは15分過ぎ。オカダがレインメーカーポーズを出すものの棚橋はドラゴンスクリューで切り返し、さらに場外での攻防の後、コーナーから鉄柵超えのハイフライフロー!さらにリングに戻った後ハイフライフロー2連発を入れ、これで決まるか!とも思えたがオカダがカウント2で返す。棚橋はまさかの逆レインメーカーを仕掛けるが、これをかわしたオカダが遂にレインメーカー炸裂!だが棚橋がカウント2で返す!
 お互い技を出し切った状態で25分が経過。丸め込みやバックドロップホールドを出しあい、棚橋のドラゴンスープレックスも決まらず、見ている方にも結末が分からない総力戦になるが、最後はレインメーカーをドラゴンスクリューで返した棚橋が再びハイフライフロー2連発を決めて3カウント。
 セミが終わった瞬間「こりゃメインは完全に食われたかも」と思ったのだが、それに負けず劣らずの激闘を見せてくれた棚橋・オカダはお見事。今後の展開を考えるとオカダの勝利は十分あり得ると思っていたのだが、ドームの締めを任せられるのはやはり棚橋、という判断なのか。

 全体を通じて、実に素晴らしい興業。北米PPV中継の関係で興業時間が4時間弱に収まったのも、間延びした空気にならずプラスに作用していた。ここ何年かは年1~2回プロレス観戦をしており感想もブログに書いているけど、興奮の度合いがひとケタもふたケタも違った感じ。それこそプロレスの試合を見てここまで「たぎった」のは十数年ぶり。
 客入りの良さもさることながら、それがきっちり熱気を生み出しているのも低迷期の新日からは考えられなかった光景。2005年の1.4ではかの悪名高きアルティメット・ロワイヤルが行われていたわけだが、あれから10年でよくここまで盛り返したなあ。自分のように低迷期に一度新日から離れてしまった人は、ぜひ会場に足を運んでみるべき。損はさせない、どころか10年前の損を取り返せるぐらい面白いから。

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by nugueira | 2015-01-08 23:40 | プロレス | Comments(0)