反り立つ壁に撃沈。


by nugueira

ホプキンスvsコバレフ

 エキサイトマッチで3団体世界ライトヘビー級王座統一戦、バーナード・ホプキンスvsセルゲイ・コバレフを視聴。

 いつものように距離を測りながらゆったり戦おうとするホプキンスだが、コバレフのプレッシャーが強く、1Rにいきなりコーナーへ詰められてしまう。ホプキンスがプレッシャーに耐えかねたように前へ出たところにコバレフの右フックが入り、ホプキンスがいきなりダウン。
 この後もコバレフの圧力の前にホプキンスが一方的に下がる展開が続き、試合は序盤からワンサイドに。ホプキンスはいつもなら下がる時間帯と攻める時間帯をきっちり分けて相手のリズムを崩していくが、コバレフにはそれが通じる気配が全くない。ダメージ以上にリズムを崩してしまった点で、1Rのダウンは痛かったか。
 コバレフは前に出続けながらも決定打を入れることができなかったが、8Rに打ちおろしの右をヒットさせるとホプキンスはガクリと腰を落としながら後退。これで一層リズムに乗ったか、コバレフは9R以降手数を増やし、左右のパンチで攻め続ける。
 ホプキンスは飛び込みながらのパンチをヒットさせる場面を終盤にようやく作ったものの、攻めはいずれも単発。最終Rはロープ際に詰められたホプキンスをコバレフが滅多打ちにし、ホプキンスはなんとかダウンを免れるようにして試合終了。120-107が1名、120-106が2名という圧倒的な大差でコバレフが勝利し、3団体統一王者となった。

 ホプキンスとコバレフの対戦が決まったときは「さすがに今回ばかりはなあ・・・」と思ったが、案の定の結果に。ここまで相手を翻弄し続けてきたホプキンスの老獪なテクニックも、コバレフに通用する余地はなかった。とはいえKOの山を築いてきたコバレフ相手にフルラウンド戦い抜いたわけで、年明けに50歳になるという事実を考えれば、ホプキンスの戦いは賞賛に値するか。一気に3本のベルトを手にしたコバレフ、このまま一気に4団体統一王者となる姿を見てみたい。
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by nugueira | 2014-12-11 23:59 | ボクシング | Comments(0)