反り立つ壁に撃沈。


by nugueira
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マルチネスvsフランプトン

 エキサイトマッチでIBFスーパーバンタム級タイトルマッチ、キコ・マルチネスvsカール・フランプトンを観戦。

 マルチネスはいつもながらの好戦的なスタイルで、1Rからガンガンと前に出て攻めていき、まずはペースをつかむ。対するフランプトンも退くことなく応戦し近距離での打ち合いとなるが、マルチネスの方が動きがいいか。
 しかし3Rに入るとフランプトンの右がヒット。マルチネスのリズムに徐々に慣れてきたか、フランプトンはパンチの回転も精度も上がってくる。この辺りから流れが変わり始め、フランプトンは細かいフットワークで自分の間合いをキープしながら右のショートを当てる頻度が増えてくる。
 迎えた5R、マルチネスにパンチを打ち込むタイミングを完全につかんだ様子のフランプトンが打ちおろしの右をドンピシャでヒットさせ、マルチネスが遂にダウン。試合の流れが決定づけられる。
 この後もフランプトン優位のペースは変わらず、マルチネスのプレッシャーをいなして相手の距離を作らせず、逆にマルチネスが突っ込んできた瞬間に右を打ち込むという場面が繰り返される。マルチネスはダウンのダメージを感じさせずブルファイトを繰り返すが、流れを変えることができず、9Rには遂に前進が弱まり始める。
 10R以降は後のないマルチネスが再び圧力を強めインファイトの時間帯を増やすが、フランプトンが一瞬の隙を見逃さず要所要所で右をヒットさせマルチネスの動きを止める。12Rにはパンチを受け下がったマルチネスにフランプトンが最終ラウンドとは思えない連打を叩き込み、最後までペースを握らせず大差の判定勝利。

 放送前に試合結果は知っていて、長谷川を破ったマルチネスがあっさり王座陥落したことに驚いたのだが、映像を見てみるとフランプトンを褒めるしかない試合内容。マルチネスはどこが悪かったというわけでもなく持ち味の突進力を活かした試合を最後まで徹底してみせたのだが、フランプトンがそれを正面から受けきったうえで全局面でマルチネスを圧倒してみせた。世界には強いボクサーがゴロゴロしてるもんなんだな。
 リゴンドーが頭一つ抜け出ている感のあるスーパーバンタム級だが、サンタクルスやフランプトンといった面白い選手が増えてコマが揃ってきた感じ。そろそろ王者同士の統一戦の話は出てきてくれないものだろうか。
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by nugueira | 2014-10-17 23:37 | ボクシング | Comments(0)