反り立つ壁に撃沈。


by nugueira
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ガルシア、ジェイコブスその他

 先月のエキサイトマッチを消化。まずWBA世界ミドル級王座決定戦、ダニエル・ジェイコブスvsジャロッド・フレッチャー。
 試合はジェイコブスが1Rから猛攻。左フックを入れた後、キレも回転力もあるショートの連打を叩き込んでいきなりダウンを奪う。無理して一気に攻めにはいかない作戦なのか2R以降ややペースダウンするものの、それでも距離が詰まると嵐のような連打。攻撃もさることながらディフェンスの体捌きも素晴らしく、フレッチャーに全くつけ入る隙を与えない。
 結局5Rにカウンターの右を効かせたジェイコブスがそこから一気に滅多打ち。フレッチャーがなぎ倒されるようにダウンしたところでレフェリーがストップし、圧勝劇で王座獲得。病気で戦線を離れていた選手らしいが、とにかく強いの一言。ミドル級にまた面白い選手が出てきた。

 続いてスーパーライト級10回戦、ダニー・ガルシアvsロッド・サルカ。
 1R、ガルシアはジリジリ圧力をかけながらジャブ、さらにボディ・フックと多彩な左で攻勢。サルカは早くも呑まれてしまったか、下がり続けるだけになってしまう。ガルシアも早々にサルカの力を見切ったか、1R終盤から強い左を振っていくようになる。
 迎えた2R、左のプレッシャーをかけ続けたガルシアが右のショートフックをクリーンヒット!腰を落としながらフラフラと後退したサルカはそのままダウン。実質この一発で勝負ありで、ダメージの濃いサルカにガルシアは猛攻を続け2度目のダウンを奪うと、最後は渾身の左フック2連発がジャストミート。サルカが仰向けに崩れ落ちると同時にセコンドがタオルを投げ入れた。
 両者の力の差がそのまま結果になって表れた、としか言いようのない試合。メインイベントであまり早く終わらせたくないという心理がレフェリーに働いたのかもしれないが、最後の左フックは余計だったなあ。凄いKOシーンを見せてもらえたのも確かだけど。

 最後にIBF世界スーパーライト級タイトルマッチ、レイモント・ピーターソンvsエドガル・サンタナ。
 序盤からサンタナは圧力をかけ続けパワフルな左右のフックを放っていくが、ピーターソンは巧みなフットワークと体捌きでクリーンヒットを許さず、逆にボディを入れ続ける。
 2Rに入るとピーターソンはサンタナの動きを見切ってきたか、フットワークで距離を取りつつジャブ、左ボディ、さらに返しの右へとつなげ、着実にペースを握っていく。サンタナもしつこく前に出てプレッシャーをかけようとするのだが、3R終盤にはピーターソンが左右のボディブローを連打し、さらに4R序盤に左フックをヒット。サンタナは遂に後ろに下がり始め、生命線の前進まで止められてしまう。
 5R以降は完全にピーターソンの独壇場で、細かいスイッチ、さらには近距離のステップワークで角度を変えながらボディを打ち込むというハイレベルな技術を見せサンタナを圧倒。上下左右をきれいに散らしながら次々と有効打を打ち込んでいく。
 サンタナも相当なタフネスぶりを発揮したものの逆転の糸口すらつかめず、10R終盤にピーターソンがサンタナを滅多打ちにしたところでレフェリーがストップ。これ以上試合を続けてもサンタナにダメージを蓄積させるだけだったので、非常に適切な判断だった。
 ピーターソンはマティセにボコボコにやられた選手という印象しかなかったのだが、今回はテクニシャンぶりを発揮し文句のつけようがない内容で防衛に成功。映像はまだ見ていないがこの翌週に放送されるブローナーといい、スーパーライト級がますます面白い階級になってきた。
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Commented by みゆパパ at 2014-10-13 14:04 x
GBP所属のこの近辺の階級はなかなか面白いことになっていますね。
マティセ×ブローナーなんていう話もあるとかで。
マティセにゴリラをぶっ倒してほしいですねw
Commented by nugueira at 2014-10-16 22:51
>みゆパパ様
 マティセvsブローナー、実現したら面白いですねえ。マティセが最後は一撃を入れてブローナーをなぎ倒しそうな気がします。
by nugueira | 2014-10-10 23:09 | ボクシング | Comments(2)