反り立つ壁に撃沈。


by nugueira
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ノンフィクションW

 WOWOWのノンフィクションWで先日放送していた『目指せUFC!侍ファイター 本場アメリカで闘い続ける理由』をようやく視聴。

 アメリカに在住しながらMMAのキャリアを積みUFC出場を目指す日本人ファイター・松田干城を取り上げたものなのだが、9月のUFNタルサ大会に松田が負傷者の代理で出場することとなり、番組もその試合の様子(結果は判定負け)がエンディングとして取り上げられていた。

 松田の代打出場が決まったのは大会直前の時期で、その前からWOWOWで放送予告はしていたはずなので、番組の構成も急きょ作り直したのでは。題名が「目指せUFC!」なのに放送に先駆けてUFC出場が現実になってしまうという、ある意味凄い展開。
 それにしても松田の戦績を見るとUFC出場が決まった時点で9勝6敗、番組でも取り上げられていたが直前4試合は2勝2敗。代打出場にしてもUFCに参戦するには物足りない戦績なのだが、抜擢されたのが本当に不思議。さすがにWOWOWがズッファにゴリ押ししたとも思えないし。

 UFCの下りを除くと、番組で面白かったのはアメリカのローカル団体の様子が見られたこと。タイトルマッチの挑戦者の怪我により3日前になって試合が消滅、前日の公開計量は地元の普通のパブの店内で実施(こんなんなら公開でやらなきゃいいのに)など、華やかなUFCとは対照的な光景がなかなか興味深かった。

 高校球児から単身渡米し、現地のジムでトレーニングを積みながら10年。本人はUFC出場をもってゴールと考えるつもりはさらさらないだろうが、格闘技のベースゼロから始めた人間がここまでたどり着いたこと自体が一つの大きな偉業、といって差し支えないのでは。松田のキャリア形成が最善の方法とは言い切れない、というかおそらく相当なレアケースであることは間違いないのだが、オクタゴンにたどり着く道筋は色々な経路があっていい。番組のラストによると初戦敗北でいきなりリリースという事態は免れたようなので、松田にはここから粘り腰を発揮してほしい。
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by nugueira | 2014-10-05 14:36 | UFC | Comments(0)