[こだわり]バウト
2014年 09月 29日
MVP:堀口恭司(9/20 UFC FIGHT NIGHT JAPAN)
各試合ハズレなしで大満足の内容だったUFC日本大会だが、最も鳥肌が立ったのは堀口が勝利した瞬間。客の期待通りの勝ち方を世界最高峰の舞台であっさりやってのける辺りに、強さも勢いも感じる。
ベストバウト:八重樫東vsローマン・ゴンザレス(9/5 WBC世界フライ級タイトルマッチ)
どれだけ言葉を重ねても語り尽くせぬ、日本ボクシングの歴史に残る一戦。世界の壁はかくも高いのか、と改めて思い知らされたが、ボロボロになりながらも立ち続ける八重樫の姿には胸が熱くなった。
ベストKO:マーク・ハント(9/20 UFC FIGHT NIGHT JAPAN)
日本大会で3連続KOと「ミスターUFC JAPAN」の呼び名が相応しくなってきたハント。大木のように前のめりに崩れ落ちるネルソン、追撃のそぶりすら見せず勝ち名乗りを受けるハント、ととにかく画になるフィニッシュシーンだった。
ベストサブミッション:ジョニー・ケース(9/20 UFC FIGHT NIGHT JAPAN)
フィニッシュのサブミッションというより、そこに至るまでの圧倒的な勢いも込みで選出。前座の無名選手にこういうのがゴロゴロいるんだから、ライト級は果てしなく層が厚い。
[おすすめ]バウト:ジョゼ・アルドvsチャド・メンデス(10/25 UFC179)
前回の敗戦後、破竹の快進撃を続け再戦にこぎつけたメンデス。「大一番こそ意外とあっさり王者が防衛」という理論を以前唱えたことがあるが、怪我による延期などアルドに不安要素が多いのも事実。気づけば唯一のブラジル人王者となっているアルド、アメリカ勢のベルト独占を阻止できるか。
最後の砦といっても過言ではない堀口には、
まだまだ上を目指してもらわねばなりませんので、
このポジションの選手に勝ったくらいでMVPを与えてはいけないと思います!
アルド×メンデスは楽しみですよねぇ。
なんか試合時以外は冷静な佇まいが似合う印象のアルドが、
今回は結構エキサイトしてますよね。
何気にナーバスになっているんでしょうか。
ボクシングでも、ドネア×ウォータースの統一戦を忘れないであげてください!
確かWOWOWで生放送でしたよね。これも楽しみです。
堀口は今回勝って当然のマッチメイクだったとは思いますが、そこで足元をすくわれかねないのがUFCなわけで、きっちりKOで仕留めたことを評価したいと思います。
ドネアvsウォータースはおすすめバウトに挙げようか最後まで迷いました。ただ、今回ばかりはドネアが危ないんじゃないかと思えてならないんですよねえ。