反り立つ壁に撃沈。


by nugueira
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UFC FIGHT NIGHT JAPAN 観戦記①

 たまアリは例年より規模を縮小したバージョンだったが、最終的には満員と言っていい入り。結果論だが、客数と会場の広さがマッチしていい熱が生まれていた。

マキシモ・ブランコ○-×ダニエル・フッカー(判定)
 組んでのヒザを多用するフッカーに対し、マキシは1R中盤から右アッパーをはじめとしたパンチを入れ始める。テイクダウンも奪い、1Rは取った印象。
 続く2Rもマキシのパンチが入り続け、フッカーは顔面から大流血。マキシはここまで来たらKOで決めたい・・・という雰囲気だったが、3Rは急に失速しフッカーの打撃をもらい続け、一転大ピンチ。何とか逃げ切り勝利をものにしたが、パンクラス・SRC時代の勝ちっぷりを見てきた身には物足りない内容。良くも悪くもかつての爆発力はなくなっちゃったなあ。

徳留一樹×-○ジョニー・ケース(2R フロントチョーク)
 スタンドの手数がなかなか出ない徳留だが、ケージに押し込んでテイクダウンを奪う。この後も明確なダメージを与えるような攻撃はなく微妙なラウンドだったが、テイクダウンの分徳留か。
 2Rに入っても徳留は打撃でペースを握れず、逆にケースが手数を増やしてくる。そして2R中盤、ケースの右ストレートを食らった徳留が吹き飛ばされるようにダウン。ケースはそのまま徳留を金網に押し込みながらフロントチョークで絞め上げ、徳留はそのまま失神。ケース強ええ、という以外に感想が出てこない圧勝劇。アメリカの若手はこういう選手がウジャウジャいるんだろうな。

田中路教×-○カン・ギョンホ(判定)
 開始早々ギョンホのパンチがヒットし、田中はガクリと膝をつくようにダウン。ギョンホはそこからバックを奪うと、足を4の字フックにしてチョークを狙っていく。何とか反転して上を取り返そうとする田中だが、テイクダウンを取りかけても最後はギョンホにバックを取られてしまう苦しい展開。
 2Rは田中が先にテイクダウンで上を奪うが、ギョンホはアームロックを取りながらリバースし、さらにバックを奪取。再びピンチを迎えた田中だが、上を奪い返すとパウンド・肘でギョンホを削り、ラウンド後半は反撃に転じていく。
 3Rも田中はテイクダウンを奪い、左フックでギョンホをひるませる場面を作るが、スクランブルの展開になると最後に優位なポジションを取っているのはギョンホ。スピニングチョークやマウントポジションで攻勢を印象づけ試合終了。
 判定は割れたが、勝者はギョンホ。要所要所でバックを奪っていたのをはじめ、競った展開の中できっちりいいポジションをキープしていたので、まあ納得の判定。両者最後まで動きが落ちず、体勢が入れ替わり続ける好勝負だったが、それだけに田中が負けたのは惜しい。ギョンホは去年のカサレス戦ではしつこくタックルするぐらいの印象しかなかったので、「ここまで強かったっけ?」と驚かされた。オクタゴンでの場数をきっちり成長につなげていたのが勝因か。

イム・ヒョンギュ○-×佐藤豪則(1R TKO)
 ローを繰り出した後タックルに行く佐藤だが、ヒョンギュはそれを切ると鉄槌・肘を連打。ヒョンギュの足にしがみついた佐藤が崩れ落ちたところでレフェリーがストップ。ヒョンギュが昨年の日本大会以来の勢いをそのまま持ち込み、佐藤は簡単に呑まれてしまった形。前の試合と合わせて、今の日韓MMAの勢いの差がそのまま結果に表れてしまった。

 例年同様、3回ぐらいに分けて執筆。人気ブログランキングへ
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Commented by gsp at 2014-09-22 02:23 x
田中選手はフィジカルが半端なくて組みが強いだけにもう少し一つ一つの場面を大事にしてほしいと感じました。まだまだ若いですし、パワーは日本人離れしてるのでスタンドのスキルアップなどこれか期待したいです。

佐藤選手は前回と同じような負け方で残念です。
Commented by nugueira at 2014-09-23 09:43
>gsp様
 田中は前回の試合を見てもポジション取りなんかはすごく丁寧にできていたのですが、今回はギョンホの動きが上回っていましたね。序盤に打撃を食らってしまったのも響いたと思います。佐藤はフォローの難しい内容でしたね・・・。
by nugueira | 2014-09-21 22:27 | UFC | Comments(2)