反り立つ壁に撃沈。


by nugueira

リオスvsチャベス他

 八重樫の試合を録画し忘れるというアクシデントにもめげず、まずはエキサイトマッチを粛々と消化。

 WBAスーパーライト級タイトルマッチ、ジェシー・バルガスvsアントン・ノビコフは1Rから両者丁寧なボクシング。2Rにはお互い手数を増やしていくが、優勢なのはバルガス。丁寧に左ジャブを突き刺していくと、そこから右やボディにつなげていく。
 しかしノビコフはひるむことなく前進を続け、しつこく圧力をかけていく。対戦相手にしたら非常に嫌なタイプで、ポイントはバルガスが取っていると思うがノビコフもパンチを入れる場面が目立つようになってくる。
 迎えた5R、バルガスの右が入りノビコフがぐらつく!しかしノビコフはダウンは許さず、逆にラウンド後半は反撃。次の6Rもバルガスの右がヒットするが、ノビコフはそこからきっちり反撃に転じていく。各Rともバルガスは目立つ有効打を入れているもののノビコフはしぶとく、8Rにはむしろノビコフが押し気味の印象に。終盤戦はさすがに両者とも消耗し、我慢比べの展開のまま試合終了。
 個人的に後半のラウンドはノビコフが取っていておかしくないラウンドが多く、意外と接戦になるのではないかと思ったが、118-110が2名、117-111が1名という大差でバルガスが防衛。内容的にそこまで差はなかったと思うが、要所要所でバルガスの方が印象が良かったか。敗れたノビコフも強かった。

 続いてウェルター級10回戦、ブランドン・リオスvsディエゴ・チャベス。1Rから両者ペース配分お構いなしのバチバチの打ち合い。こいつら10Rまで試合する気はさらさらないな。
 リオスは距離を詰めての打ち合いを積極的に仕掛けていき、チャベスのパンチは際で見切ってかわしていく。チャベスの鋭いカウンターを食らってもニヤリと笑うが、見ているこっちがハラハラする展開。
 しかしウェルター級での試合のせいもあってか、4R辺りからチャベスのパンチが先に入るようになり、リズムに乗ってくる。リオスは序盤に比べて手数が減ってしまい、ズルズル行ってしまいそうな流れ。
 チャベスはホールディング、リオスはプッシングで互いに減点を食らう荒れた展開で迎えた6R、チャベスの右カウンターがヒット!距離が詰まったところで意図的なバッティングも仕掛けてくるチャベスに対し、リオスはなかなかペースを握れない。
 しかし7Rにリオスが再び近距離の打ち合いに持ち込むと、8Rにはチャベスは露骨に下がるだけの展開になってくる。再びリオスに流れが来るか、と思えた9R早々、クリンチからリオスの首を抱えたチャベスがDDTもどきの動きでリオスの頭をマットに叩き付ける。再開後も小競り合いが続く両者の様子を見たレフェリーがたまらずチャベスの反則負けを宣告し試合終了。
 あまりにすっきりしない結末だが、レフェリーのこの判断自体は支持するしかない。チャベスのラフプレーはダーティーボクシングの何も値しない稚拙なものだったし、これでリオスが判定負けしていたらその方が納得いかなかったと思う。しかし最近のリオスは結果が出せないなあ。
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Commented by ユウツギ at 2014-09-09 09:31 x
DDTwwww
僕が今まで観たボクシングの試合での見事な投げ技は、やはりナジーム・ハメドの飛行機投げですね。
Commented by nugueira at 2014-09-09 22:59
>ユウツギ様
 ハメドのその映像、見たことないので今度確認してみます。
by nugueira | 2014-09-08 23:36 | ボクシング | Comments(2)