反り立つ壁に撃沈。


by nugueira
カレンダー
S M T W T F S
1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30 31

UFC177の感想

 UFC史上屈指のズンドコとなった177、WOWOWで見た感想を。

ヤンシー・メデイロス○-×デイモン・ジャクソン(2R リバースギロチンチョーク)
 序盤はジャクソンが思い切りのいい踏み込みからのパンチで押し気味だったが、1R後半にメデイロスが左アッパーを入れると、徐々にパンチの有効打を増やし攻勢。さらにラウンド終盤にはフロントチョークにトライ。さてはこいつゴン格最新号の特集を読んだか?と思っていた2R、メデイロスがケージに押し込まれた体勢からまたもギロチンへ。身体を反転させて逃れようとしたジャクソンをそのまま絞め落とすという変わった極め方でメデイロスが一本勝ち。ほら、こいつやっぱりゴン格を読んでるんだよ。

ラムジー・ニジェム×-○ カルロス・ディエゴ・フェレイラ(2R TKO)
 ニジェムが開始と同時にガンガン前に出ていきパンチで攻勢。フェレイラもひるむことなく打ち合いに応じていくが、ニジェムがテイクダウンも混ぜながらやや押し気味に試合を進めていく。しかし1ラウンド後半、フェライラの左フックがニジェムを捉え、ニジェムがガクリと腰を落とす。フェレイラはそのまま三角の体勢まで持っていくが、ここはニジェムが凌いでラウンド終了。のっけから目まぐるしい展開。
 2Rに入ってもフェレイラの勢いは落ちず、右フックを入れると嫌がるようにタックルへ行ったニジェムをギロチンに捕える。ここはニジェムが逃れるが、スタンドで再開後ワンツーで突っ込んできたニジェムにフェレイラが右フックを打ち抜きKO。黒帯柔術家のフェレイラが打撃戦でも臆することなく見事にUFC2連勝。今に始まったことじゃないが、ライト級は強い選手が次から次へと湧いて出てくる。

ベチ・コヘイア○-×シャイナ・ベイズラー(2R TKO)
 コヘイアのニックネームは「ピットブル」。女子選手に対してこの扱いは軽い嫌がらせのような気がするが。
 打撃で攻めたいコヘイアに対しベイズラーはしつこく組み付いていく。コヘイアのクリンチアッパーを嫌がる場面もあったが、テイクダウンを奪っていったベイズラーがラウンド終盤にはギロチンに捕える場面も。微妙だが1Rはベイズラーか。
 しかし2Rに入るとコヘイアの打撃が爆発。得意のクリンチアッパーや膝蹴りを入れると、スタミナ切れかケージ際で動きの止まったベイズラーに対し上下のパンチをめった打ち。レフェリーがなかなか止めないのでヒヤヒヤしたが、棒立ちのベイズラーを見てようやくストップ。
 コヘイアの最後のラッシュはお見事。さすがピットブル(こらこら)。とはいえ女子バンタム級もコンテンダー候補が急に増えてきたので、タイトル戦線にはまだお預けを食らいそう。

トニー・ファーガソン○-×ダニー・カスティーロ(判定)
 ファーガソンは序盤からロー・ミドルで先手。カスティーロはミドルを嫌がっている感じ。さらにラウンド終盤にはファーガソンが組み合いからダースチョークにトライ。こいつもゴン格読んでるのか。
 2Rもファーガソンがスタンドで圧力をかけつつダースチョーク狙い、さらに下から足関節と多彩な攻めを見せていく。3Rもファーガソンが飛びつき足関節を狙うが、これを逃れたカスティーロが逆に鉄槌で反撃。この後はファーガソンが下から関節技を仕掛けるもののカスティーロが上をキープし、肩固めへ行ったところで試合終了。
 判定は2-1でファーガソン。3Rはともかく、2Rのカスティーロはポジションキープ以上の攻めはできていなかったのでまあ妥当な判定。ファーガソンは菊野戦ではボクシングの印象が強かったが、蹴りやサブミッションなど引き出しが多く、北米MMA的には無駄な動きも多いものの面白い選手。

T.J.ディラショー○-×ジョー・ソト(5R KO)
 ディラショーはおなじみの変則ステップでプレッシャーをかけていく。ソトは序盤こそ動きが固かったが、ラウンド終盤には打ち合う場面も見せ、意外と頑張っている印象。とはいえラウンドを取ったのはディラショーか。
 2Rに入ると固さの取れたソトのパンチがディラショーの顔面を捉える場面が増えるが、それ以上にディラショーが手数で攻勢。強烈な一発はないが、ソトが一発打つ間に三発ぐらい返している感じ。
 3Rにはディラショーのギアが更に上がり、上下を打ち分けながらのノンストップ連打でソトを圧倒。ソトは終盤に自ら前に出て強いパンチを返していくようになるが、粘りもここまでか。
 4Rはソトの手数がこれまで以上に減ってしまいほぼ防戦一方。ラウンド後半に反撃に転じようとするものの、ここでディラショーがテイクダウンを取ってペースをつかませない。とはいえディラショーも決定打は入れておらず、このまま判定か・・・と思った5R、ディラショーの右ハイがヒット!ふらふらと横を向いたソトにディラショーが追撃の左ストレートを入れて勝負あり。終わってみればディラショーが盤石のKO防衛。

 ポイントはともかく「ソトが予想外の健闘」というのが4R終了時までの印象で、ディラショーはKOでもしない限り評価を下げちゃうなあ、と思っていたら最後にきっちりKO。お見それしました。とはいえ手数が多い反面強い一発がないのは今回の試合で何となく見えてきた。ガンガン圧力をかけ続けて大きい一発なりテイクダウンでペースを崩せば攻略の糸口は見えてくるのでは?という気も。まあ言うほど簡単ではないだろうし、直前の対戦相手変更でディラショーもやりにくかったであろうことも確か。次の挑戦者はアスンサオか、それとも水垣vsクルーズの勝者か?

 いよいよ日本大会間近。人気ブログランキングへ
[PR]
by nugueira | 2014-08-31 22:10 | UFC | Comments(0)