[おすすめ]バウト
2014年 06月 30日
MVP:ミゲール・コット(6/8 WBC世界ミドル級タイトルマッチ)
どちらかというとマルチネスの衰えを実感させられた一戦ではあったが、完全にピークを過ぎたと思われた状態から大仕事をやってのけた。この勝利を手土産にスーパーウェルター級戦線に戻ってくるとなればかなり面白くなりそう。
ベストバウト:ロバート・ゲレロvs亀海喜寛(6/22 ウェルター級12回戦)
1Rから最終ラウンドまで両者手数が衰えない、極上の打撃戦。一度劣勢に回りながらもきっちり立て直したゲレロの老獪さにシビレた。亀海にとっては大善戦とはいえ簡単に越えられない壁の存在を示された形。
ベストサブミッション:ストラッサー起一(6/15 UFC174)
決してイージーな相手ではなかったはずだが、堂々の一本勝ちでUFC2連勝。同日にUFCデビューを飾った田中と合わせて、オクタゴンで戦う日本人にまだまだ期待を持っていいんだ、と思わせてくれた。日本大会への凱旋が楽しみ。
[おすすめ]バウト:クリス・ワイドマンvsリョート・マチダ(7/5 UFC175)
ワイドマンの2度目の防衛戦はミドル級転向後も抜群の存在感を発揮しているリョート。大勝負の一戦に限って王座交代は起こりにくい、というのを先日自分で提唱したばかりだが、何が起きてもおかしくなさそうな一戦。はたしてミドル級のベルトは再びブラジルに帰ってくるか?