WSOF日本大会(やっぱり?)延期
2014年 06月 18日
http://mmaplanet.jp/archives/1850199.html
とりあえずセフォーの発言だけ引用。
「いくつかの開催候補地があるけど、まだ最終決定はなされていない。これからの数週間で発表することになるだろうけど、それは米国での開催になる」
まず最初に断言してしまうと、仮に日本大会が開催されていたとして、自分が会場に足を運んでいたかというと可能性はゼロ。外資の団体がいきなり今の日本市場に乗り込んで利益を上げられるかといったら見通しは相当厳しいわけで、日本国内でのテレビ放送環境が整っていないWSOFなら尚更。そういう意味では今回の判断は経営的には大正解だと思う。
とはいえ一度言ったスケジュールがあっさり反故にされるのは団体イメージ的にはマイナスだし、それがWSOF JAPAN(=パンクラス)からの発表ではなく、こういう形で明らかにされるものどうなのか。もとから岡見が挑戦するミドル級タイトルマッチの試合間隔からすると当初のスケジュール自体に疑問符がつけられていたわけで、一体どこまで中身を詰めての発表だったのか、というのが相当怪しくなってくる。
NBC中継で勢いに乗るWSOFだけど、こういうのを見てると細かい組織体制はまだまだ整備途上なんだろうな、と思えてくる。まあそれを言い出したら「社長がIGFのリングに上がってタッグマッチをやっている」という時点で不安感満点なんだけど。
格闘技団体って何か組織がいい加減ってのは伝統なんでしょうかね。
その悪しき伝統の本家が日本の団体ってのがなんともですが・・・
デイナの高笑いが聞こえてきそうですね。
この後の記事でも書こうと思いますが、ベラトールの騒動はアメリカのビジネス界なら結構ありそうな話で、MMAがビジネスとして成立している証なのかなと受け止めました。レブニーの替わりにコーカーを置くという人事がどうかと思いますが。