反り立つ壁に撃沈。


by nugueira
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データで分析・UFC王者交代劇はいつ起こるのか

 バラォンのバンタム級王座陥落は衝撃的な事件だったが、そもそもUFCの王者交代劇は階級を問わずビッグニュース。じゃあどのくらいの頻度で起きているのか、というのを過去5年に遡って整理。怪我等による王座返上や暫定王者は除外し、正規王者がタイトルマッチに敗れて王座交代したケースのみをまとめました。

2009年
 ライトヘビー級(エヴァンス→リョート)

2010年
 ヘビー級(レスナー→ヴェラスケス)
 ライトヘビー級(リョート→ショーグン)
 ライト級(ペン→エドガー)

2011年
 ヘビー級(ヴェラスケス→ドス・サントス)
 ライトヘビー級(ショーグン→ジョーンズ)

2012年
 ヘビー級(ドス・サントス→ヴェラスケス)
 ライト級(エドガー→ベンヘン)

2013年
 ミドル級(アンデウソン→ワイドマン)
 ライト級(ベンヘン→ペティス)

2014年
 バンタム級(バラォン→ディラショー)


 王座交代は平均年2回起きているのだが、こうしてみると群雄割拠だった2011年までのライトヘビー級とヴェラスケス&ドス・サントスが鎬を削ったヘビー級はともかく、他は「このタイミングでこいつが新王者になっちゃうの!?」というケースが多い。

 ライト級の3度の王座交代はいずれも現王者が安定期に入って「まあ今回はクリアするでしょ」というタイミングだったし、アンデウソンとバラォンは言うに及ばず。

 まあUFC王者という時点で当然ながら化け物のように強い選手なわけで、タイトルマッチで王者優勢という見方をする頻度の方が多くなるのは自然の流れ。では逆に下馬評段階で(少なくとも個人的に)不安感があったケースを挙げていくと、アンデウソンでいえばベウフォート戦の方が「先に一発入ったら分からんぞ」という感じはしたし、ジョンソンvsベナビデスⅡ、バラォンvsフェイバーⅡの方が「王座交代あり得べし」というムードは強かったように思う。こういう「大勝負の一戦」よりはそれを過ぎた後にひょっこり王者が負けてしまうパターンの方が多いわけで、やっぱり油断とまでは言わないが王者側に「防衛疲れ」のようなものが出てしまうタイミング、というのがあるのだろうか。

 統計的には年内にもう1回王者交代が起きてもおかしくないのだが、そういう目で今後のタイトルマッチのラインナップを見ていくとどの辺が「危険地帯」か。ワイドマンvsリョート、アルドvsメンデス、ジョーンズvsグスタフソンなんかはいずれも挑戦者側が勝っても不思議でない一戦だが、上記のジンクスだとこういう場合は結構王者側がクリアしてしまう場合が多い。アルドとジョーンズは一度破っている相手との再戦、というアドバンテージもあるし。意外と今月のジョンソンや来月のロンダの方が油断できない、という話になってくるのかな。

 日本大会で王者交代を見れたのはもの凄い幸運。人気ブログランキングへ
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Commented by みゆパパ at 2014-06-13 10:49 x
うーむw
あくまで結果を知っていての感想なので、当時と印象が変わってる可能性はあるのですが、
ここに挙げたタイトル移動の中で意表を突かれた印象が強いのは、
ペン→エドガー アンデウソン→ワイドマン バラォン→ディラショー
でしょうか。

ヌゲイラさんの考察どおりだとしたら、
上に挙げてられた、ワイドマン、アルド、JJのいずれかが、次戦はクリアしてその次でポコッと負けるってことですかね。
アルドなんかは完全にPFP街道まっしぐらで、メンデス戦で多少危ないかもと囁かれるでしょうし、そこクリアしたら方程式にドンピシャですねw
Commented by nugueira at 2014-06-15 08:36
>みゆパパ様
 うーん、我ながらかなり強引な法則(?)だとは思います。まあこういう目線で今後のタイトルマッチをご覧いただければ多少楽しみも広がるのではないかと。
by nugueira | 2014-06-10 23:42 | UFC | Comments(2)