反り立つ壁に撃沈。


by nugueira

ドネア5階級制覇・・・されどすっきりしないエンディング

 昨日は知人の披露宴に出た後、23時からWOWOWオンデマンドでマカオの試合をライブ観戦。ハードなダブルヘッダーだぜ。

 まずWBAフェザー級タイトルマッチ、ニコラス・ウォータースvsビック・ダルチニアン。1Rはリーチに勝るウォータースに対しダルチニアンは飛び込みながらのパンチ。まずは距離の探り合いからスタート。
 しかし続く2R、ダルチニアンが飛び込んできたところにウォータースがどんぴしゃのタイミングで右アッパー!ダルチニアンがダウンを喫し、早くも試合の流れが見えてくる。
 ウォータースは3R以降もダウンを奪った割には戦いにくそうな様子だったが、ダルチニアンは全く懐に入れないままラウンドが経過。そして迎えた5R、ウォータースが左フックを効かせダルチニアンがグラつくと、追撃のボディブローを入れ2度目のダウン。ダルチニアンは立ち上がるも力は残っておらず、最後はウォータースの左フックで吹き飛ばされるようにダウンし勝負あり。やはりフェザー級での王座挑戦は無理があったか。
 ダルチニアンの最後のダウンはドネアvsモンティエルを思い出させるような倒れ方。これでもう引退した方がよさそう。

 そしてメインはWBAフェザー級スーパータイトルマッチ、シンビウェ・ベチェカvsノニト・ドネア。
 1R、ドネアが前に出て攻撃を仕掛けていくがなかなかクリーンヒットが出ず、ラウンド終了間際にはバッティングでまぶたから出血。どうも距離が合っていない感じ。
 続く2Rも前に出るドネアに対しベチェカは要所要所で有効打を入れていく。ドネアは受けに回っているわけではないのだが、試合のリズムを作れていない。
 3R、出血もあり尻に火が着いたかドネアがこれまで以上に圧力を強め、繰り返しパンチをヒット。間合いは依然としてベチュアがコントロールしている感じもするが、ようやく明確にラウンドを取った。
 ドネアの出血が気になってくる4R、ロープ際での打ち合いからドネアがカウンター気味の左フックをヒットさせベチェカがダウン!一気に試合の流れを引き寄せるが、狙い過ぎて攻めが粗くなったかこれ以上の追撃は入れられずラウンドが終了。
 ここで仕留められなかったのはドネアにとって痛い展開では・・・と不安になってくるが、ここでドネアの出血がひどくなったため試合が止められ4Rまでの判定でドネアが勝利。

 これで史上7人目の5階級制覇を達成したドネアだが、爽快感や快挙に沸く雰囲気はゼロ。こんな終わり方では当たり前だが。レフェリーも試合が成立する4R終了まで引っ張ったのが見え見えで、どうにも「無理やり作られた5階級制覇」という印象がぬぐえない。(もっとも、その4Rにきっちりダウンを奪うあたりドネアは「持ってる」ということでもあるのだが。)
 カットによる流血の影響を抜きにしてもドネアがいまいち自分のリズムに乗り切れていなかったのは確かで、やはりフェザー級で戦っていくのは厳しい道のりになりそう。まずはベチュアとの再戦だろうけど、仮にウォータースとの統一戦という話になったらさしものドネアもやばいのでは。

 石本はTKO負け。人気ブログランキングへ
[PR]
Commented by なちょ at 2014-08-15 22:39 x
ドネアはリゴンドーに壊されて終わってしまったのかもしれません。
最後のリング外へ自らエスケープを求めたのは気に入りませんね。
今のドネアのメンタルではウォータース相手に戦えないでしょう。
ドネアはすっかり魅力の無い選手になってしまいました。
Commented by nugueira at 2014-08-15 23:43
>なちょ様
 今回の試合を見てしまうと、ちょっと今後に期待しにくいです。西岡やアルセをなで斬りにしていた時期が全盛期、ということになっちゃいそうで寂しいですね。
by nugueira | 2014-06-01 20:57 | ボクシング | Comments(2)