反り立つ壁に撃沈。


by nugueira
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トリニダードvsバルガス

 昨日に続きエキサイトマッチ名勝負選、今度は2000年に行われたWBA&IBFスーパーウェルター級王座統一戦、フェリックス・トリニダードVSフェルナンド・バルガス。

 1R、いきなりトリニダードがドンピシャのタイミングで左フックをヒット!立ち上がったバルガスに追撃を入れ、あっという間に2度目のダウンを奪う。
 普通ならこのままトリニダードが圧倒してしまう流れだが、そうならないのが名勝負選に選ばれた所以。2R以降、やや狙い過ぎているトリニダードに対しバルガスは上体の動きでかわし続け、徐々に持ち直してくる。すると4R早々、バルガスが見事なカウンターの左を入れトリニダードがダウン!トリニダードは更にローブローでの減点も取られ、流れは一気にバルガスへ。
 続く5Rもバルガスが右アッパーでトリニダードのアゴを跳ね上げ攻勢。トリニダードは傷で視界が悪くなっているか。
 それでもトリニダードは6R終盤辺りから左フックを軸に反撃に転じると、8Rには左フックをもらい一瞬動きの止まったバルガスに連打。再び流れを奪い返す。
 9Rには右をもらって下がったバルガスにトリニダードが連打。一気に仕留めに行くが、ここはバルガスが何とか持ちこたえる。
 この後もトリニダードが連打でチャンスを作りつつ迎えた最終ラウンド。判定でも勝利は確実だったトリニダードだが、右ストレートからカウンターの左を叩き込み、バルガスが遂にダウン。再開後、またもやトリニダードの左フックがバルガスのアゴを打ち抜き、フラフラになりながらも立ち上がったバルガスに最後は右を打ち下ろしてフィニッシュ。劇的なKOで熱戦に終止符を打った。

 時代を代表する強豪ボクサー同士が対戦しても名勝負が生まれるとは限らないのだが、この試合に関してはダウンの奪い合いで二転三転の末、最終ラウンドにKOで完全決着、という文句のつけようのない内容。当時ボクシングファンをやっていなかったことを本気で後悔したくなる。
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by nugueira | 2013-06-27 23:26 | ボクシング | Comments(0)