反り立つ壁に撃沈。


by nugueira

カビブvsバルガス

 パッキャオvsブラッドリーの前座でやっていたWBAスーパーライト級王座戦、カビブ・アラクベルディエフvsジェシー・バルガスの感想をまだ書いていなかったので、忘れないうちに。

 1Rから好戦的な両者。前に出るのはカビブだが、バルガスが手数で先手を取ったか。続く2Rもカビブは手数が足りない印象・・・と思っていたらラウンド中盤から攻勢を強め反撃。ポイントを取り返す。
 3Rはバルガスが手数・コンビネーションともによく出していき、再度優勢。4Rはカビブがタイミングをつかんできたのか、左ストレートをはじめとして顔面を捉える場面が増えてくる。序盤戦は一進一退の展開に。
 しかし5R以降はカビブ優勢の流れに傾いていく。前に出続けるだけでなく細かいジャブが出るようになったのが大きく、バルガスは打ち返してはいるのだが下がり続けながらの攻撃になってしまうのが厳しいところ。バルガスとしては強引に前に出るなりしてリズムを変えていかないとどうしようもないが、カビブの圧力が強いので糸口がつかめない。8Rにはバルガスが左アッパーをヒットさせるものの、その後が続かず逆にカビブが反撃。
 後半戦に入ってもカビブの圧力は衰えず、10Rには右フックがヒット。ポイントアウトを狙わずに最後まで倒しに行っているのが見ていて気持ちいい。バルガスもワンサイドにはさせずに最後までよく打ち返しはしたものの、カビブが最後まで攻めきって試合終了。

 12Rの最後のあたりで用事があったため席を外し、10分ほどで帰還。判定は見逃したけどまあカビブが大差の勝利でしょ。と思ったらなんとバルガスが勝利。しかも1名は6ポイント差、という衝撃の結末。
 バルガスがよく打ち返していて、手数だけで見たら上回っていたラウンドがあったのは確かなんだろうけど、いずれも下がりながらの攻撃だったからなあ。カビブが圧力かけてるだけでクリーンヒットが皆無だったのならともかく、手数も有効打も十分出していたはず。これで勝てないんだったら何をすれば判定勝ちできるのか、という話になってくる。ボクシングにホームタウンデシジョンは当然織り込まなければいけないんだろうけど、ここまで極端だとさすがに興ざめ。
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by nugueira | 2014-04-21 23:08 | ボクシング | Comments(0)