反り立つ壁に撃沈。


by nugueira
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エルナンデス&ロマゴン

 エキサイトマッチを見た感想を。

 まずフライ級10回戦、ローマン・ゴンザレスvsファン・カントゥン。
 1R序盤はカントゥンが手数で先手を取るが、気づけば中盤以降はロマゴンが近距離での打ち合いを制しいつものペース。ボディブローがえぐい。2R以降もロマゴンが体ごとえぐり取るような左右のボディを連打、さらに顔面へとつなげていく。カントゥンは早くもだいぶ削られてきた感じ。
 カントゥンも頑張って手数は出しているのだがいかんせん削り合いの展開でロマゴンに勝つのは無理があり、5Rにはロマゴンがカントゥンをメッタ打ちに。続く6Rにカントゥンが力尽きるように2度ダウンしたところでレフェリーがストップし、ロマゴンが格の違いを見せつけ圧勝。
 八重樫は次の防衛戦をクリアしたらロマゴンとの対戦をぶち上げているが、さてどう対応するか。ライトフライ級時代に比べると圧力・爆発力はさすがに落ちてきているので、やはり距離をキープして如何にロマゴンの間合いを作らせないか、がカギか。

 続いてWBC世界ライトフライ級タイトルマッチ、アドリアン・エルナンデスvsジャニエル・リベラ。
 1Rはエルナンデスが圧力をかけ続け、ボディブローを起点に攻勢。リベラはアッパーで応戦するが、有効打はなかなか入らない。
 2Rは引き続きエルナンデスが前に出て近距離での打ち合いの場面が増えるが、リベラが意外と互角に渡り合う。エルナンデスは思ったほど圧倒できていないな・・・と思った残り30秒のところでエルナンデスが左フックからの連打を入れリベラが一瞬棒立ちに。リベラは何とか凌いでラウンド終盤は反撃するものの、ダメージをひきずったまま3Rへ。エルナンデスはこの勝機を見逃さず、リベラをコーナーへ詰めてボディからの連打。リベラがうずくまるようにダウンしレフェリーがストップ。終わってみればエルナンデスが圧勝で防衛に成功。
 ご存じのとおり井上尚弥はエルナンデスへの挑戦が決まっているので、今回の試合は「井上はエルナンデスに勝てるか?」という目線で見ていたのだが、結論としては何とかなるんじゃないか、という気がしてきた。
 エルナンデスの勝負所を逃さない決定力はさすがだったが、圧力の方は思ったほどでもなかった感じ。先日のロマチェンコのようにアマエリート出身の選手は泥臭い試合展開に持ち込まれるとしんどいと思うのだが、エルナンデス相手なら要所要所の一発さえ気を付ければ井上が試合ペースをコントロールしてポイントアウトすることも可能なのでは。来月のタイトルマッチはけっこう期待感を持って見ることができそう。
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Commented by ユウツギ at 2014-03-22 03:39 x
八重樫選手は、男ですね。不利だとは思いますけど、頑張って欲しいです。八重樫がやられたら井岡と井上が出陣して欲しいです。

井岡vsロマゴン、山中vsサンタ、内山vsマイキー、西岡が「開いた」道を、彼らに「進んで」いってもらいたいです!
Commented by nugueira at 2014-03-24 22:20
>ユウツギ様
 日本人vs海外大物選手が噂レベルでなかなか組まれない中、ロマゴンは数少ない「売り手市場」の選手ですからね。ただフライ級では一時期の強さを発揮できていない感もあるので、八重樫陣営も勝機ありと見て対戦をぶち上げている面はあるかと思います。ぜひ一泡吹かせてほしいですね。
by nugueira | 2014-03-21 16:30 | ボクシング | Comments(2)