反り立つ壁に撃沈。


by nugueira
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UFC without TRT

 これも少々タイミングを逸した話題なのだが、ネバダ州のアスレチックコミッションがテストステロン補充療法(TRT)の使用禁止を決定。他州のコミッションも追随が見込まれ、UFCの海外大会にも適用されるのでUFCからいわゆる「合法的ステロイダー」がいなくなることになる。

 医学的にTRTの実施が必要な人も必ずいる、という反論については専門的知識がないので分析のしようがないのだが(この辺はゴン格辺りに是非、専門家のコメントも含めた記事を組んでほしい)、極端な話として隻腕のMMAファイターことニック・ニューウェルが「このままじゃパンチ打てないから義手をつけたい」と言ったらまあストップがかかってしまうわけで、医療行為が試合結果に不当に影響してしまう(おそれがある)ので禁止、というのは妥当な判断なのでは。
 実際問題、バキバキの身体で登場してKOを連発しているヴィトー・ベウフォートに対して、ルール上問題ないとはいえ見ていて微妙な居心地の悪さを感じるファンは少なからずいたはずで、こういう「もやもや感」が一掃されるのはやっぱりUFCにとってプラスなのでは。

 しかしあれだよな、向こう1カ月ぐらいは急に欠場した選手はファンから「ははあん・・・」という目で見られちゃうから大変だよな。

選手「すいません、来月の試合なんですが、練習中に怪我しちゃったのでキャンセルをさせてもらえないかと・・・」
UFCスタッフ「えっ・・・ああ、はいはい。そういうことね。OKOK、でも大変だよねえ、今回ネバダがあんな決定しちゃったもんだから(ニヤニヤ)」
選手「あ、いや、そういう理由じゃなくて、本当に練習中に肋骨を・・・」
UFCスタッフ「了解了解、そういう設定ね。大丈夫、こっちも大人だから。ちゃんと空気は読むから安心して」
選手「いや設定じゃなくて、僕は別にTRTとは何の関係も・・・信じてくださいって!」

 とかいうやりとりが舞台裏でかわされていたりするのだろうか。
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Commented by おっさん at 2014-03-15 21:16 x
いやでも、TRTが認められてる選手というのはほんのごく一部では。
これによる欠場の話が出るのもほんのごく一部だと思います。

やけに話題にはなっているけど、本丸は簡単にすり抜けられる検査そのものであって、TRT禁止というのは本当によく話題に上る数人の話だけだし、これだけでアンチドーピングが進んだとはあまり思わないですねえ。
ベウフォート、ミア、ダンヘン、ソネン、ペザオンにとっては大きな問題でしょうけど。
Commented by みゆパパ at 2014-03-16 10:10 x
おっさんさんが挙げられている選手が、いずれもトップ選手と呼ばれるカテゴリーに属しているってことからも、やはり大きな進歩とは言えるかなとは思います。

ペザオンが、何だかの大きな切除手術を受けていて、TRTを施していないと通常の生活にも支障があるなんて以前言ってたんですけどね。
先日には、TRTなしでも試合ができるように準備するなんて、どの口が言うかって感じです。

おっさんさんが仰っているとおり、結局は非合法でドーピングしている輩のほうが圧倒的に多いかと思うので、そっちのほうが大きな問題であることは明らかですね。
Commented by nugueira at 2014-03-21 15:05
>おっさん様、みゆパパ様
 これだけでドーピング根絶にならないのは確かですが、とりあえず手を打てるところから打っているのは評価していいんではないかと。検査技術の向上はコスト的に見合わないんですかねえ。
by nugueira | 2014-03-14 23:48 | UFC | Comments(3)