反り立つ壁に撃沈。


by nugueira
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リゴンドー盤石、クリス・ジョン陥落

 エキサイトマッチの感想を。

 まずWBA世界フェザー級タイトルマッチ、クリス・ジョン vs シンピウェ・ベチェカ。ベチュカって昔長谷川と対戦した選手か。
 1Rはジョンが独特の角度からのパンチで先手。この後もジョンは前に出て手数は出し続けるのだが、少々ぶん回し過ぎか。対するベチュカは上手く間合いを取ってジャブを突き刺していく。
 ジョンが前に出るものの攻めが一本調子になってしまい、いまいちペースに乗りきれないまま迎えた5R。ベチュカがジャブから追い打ちのパンチを入れる場面が増え、ジョンが突如としてめった打ちに。レフェリーがスリップの判定を繰り返したためダウンこそ奪われなかったものの、ジョンは一気に大ピンチへ追い込まれる。
 ジョンにダメージの色が濃い6R、ベチュカは前のラウンドの勢いそのままに連打を入れ続け、ジョンが遂にダウン。このラウンドは何とか耐えたもののインターバル中にギブアップし試合終了。18度にわたる防衛を重ねた絶対王者が遂に陥落の時を迎えた。
 海外ボクシングに対するアンテナが低く、恥ずかしながらこの結果はエキサイトマッチで初めて知った。まあその方が臨場感を持って試合を見れるのでアンテナ低いままでいいかな、と開きなおっているのだが。それにしても絶対王者が負ける瞬間というのはこんなにあっけないものなのか。

 続いてWBA世界スーパーバンタム級タイトルマッチ、スコット・クィッグ vs ディエゴ・シルバ。序盤から両者ガンガン打って出ていく好勝負。ラウンド終盤はクィッグが押し気味だったか・・・と思った2R、クィッグの右アッパーがクリーンヒットしシルバがダウン!クィッグは追撃の手を緩めず、最後は打ちおろしの右フックを食らわせシルバが大の字にダウンし試合終了。クィッグは初めて見たけどいい選手だな。

 最後はWBA・WBO世界スーパーバンタム級タイトルマッチ、ギジェルモ・リゴンドー vs ジョセフ・アグベコ。
 1R、リゴンドーはジャブを入れつつアグベコが射程距離に入ると鋭い左アッパー。こうなるとアグベコは飛び込めなくなる。3R辺りで既にアグベコは打つ手がなくなった様子で、リゴンドーが自分のやりたい試合の「型」に相手を上手くはめこんだ感じ。リゴンドーはこういうところが本当に上手い。
 リゴンドーはこの後も手数は決して多くないものの、一発一発正確なパンチでアグベコを攻め、6Rにはボディストレートを連発。まるでスパーリングをしているかのような余裕を漂わせる。
 こうなると後はKOシーンを見せてもらいたいところだが、後半に入ってもリゴンドーはペースが落ちない代わりに必要以上の攻撃は仕掛けず、無理をする気はなさそうな様子。悪い意味でメイウェザーの試合を見ているような気分になってくる。
 結局リゴンドーは最後までアグベコに有効打の一発も許さず、三者120-108という文句なしの判定勝利。ただ盤石の勝利ではあったけど、面白みという点では・・・。もっと倒しにいく姿勢を見せないとビジネス面での冷遇は続きそう。

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by nugueira | 2014-01-23 23:53 | ボクシング | Comments(0)