反り立つ壁に撃沈。


by nugueira

Krush.37観戦記①

 おそらくライト級GP開幕戦以来となるKrush会場観戦。ホール1階の当日券売り場を見たら全席種が出ており、昨年からのホール大会ソールドアウト記録は途切れたか。新日ドーム大会と客層が被るとも思えないので、昼夜興業で客が分散したのが大きな理由だろうけど。とはいえ最終的には「超満員」と表現して差し支えない客入りでした。

 オープニングファイト3試合はいずれも判定決着でいまいちインパクトに欠けたので、本戦の試合から感想を。

富平禎仁○-×後藤眞暢(1R KO)
 開始から圧力をかけた富平が後藤をロープ際まで詰めると、打ち下ろすような右がクリーンヒット!一発で崩れ落ちるようにダウンした後藤はそのまま失神して起き上がれず、富平が本戦の幕開けにふさわしい見事なKO勝利。いや、本当に凄いKOだった。唯一残念なのは隣席の知人と「『キャプテン・アメリカ』の最新作、GSPが出演するらしいよ」という話をしていて試合に集中できていなかったことだ。

TaCa○-×一輝(判定)
 -65キロ王座決定トーナメント1回戦。ちなみに1回戦4試合は全て再戦となる組み合わせ、ということを始まってから知った。
 1R終盤、TaCaの右ストレートがタイミングよく入り一輝がダウン。この一発で流れをつかんだTaCaはこの後もペースを握り続け、ボディから顔面への打ち分けを効果的に使って優勢に試合を進める。3Rにもパンチ連打で一輝をダウン寸前まで追い込み、TaCaが完勝でリベンジを果たすとともに準決勝進出。

NOMAN○-×塚越仁志(3R TKO)
 振り回すような左右のパンチを繰り出していくNOMAN、1Rにその右フックがドンピシャで入り、塚越はいきなりのダウン。
 ダメージは隠せないものの前に出て攻め続ける塚越だが、2RにはNOMANの左フックが入り2度目のダウン。それでも塚越はラウンド後半に反撃を続け、ハイキックの勢いでロープ越しに場外へ転落するというハプニングも。
 根性は十二分に見せた塚越だが、3RにNOMANがパンチ連打を入れ額をカットしたところでドクターストップ。やや可哀想な終わり方ではあるが、正直逆転の目があったとは言い難いし妥当な判断か。

尾崎圭司×-○泰斗(判定)
 ダウンシーンが連発された前の3試合とはうって変わり、お互いやや様子見の展開からローを蹴り合う静かな立ち上がり。ただ尾崎はちょっとローをもらい過ぎているか。
 2Rに入ると泰斗がローを入れる場面が増え、さらにパンチへつなげて尾崎の顔面をのけぞらせる。3Rは尾崎がローで盛り返した印象を受けたが、判定は三者とも泰斗。前の2試合はリベンジが続いたが、この試合では泰斗が尾崎を返り討ちにした。

HIROYA○-×西川康平(2R KO)
 HIROYAはK-1甲子園時代に比べ身体がずい分と厚みを増した印象。63→65という階級の変更以上に筋肉質になっている感じ。
 試合は1RからHIROYAがミドル・ローを軸に攻め続け、いい動きを見せる。2Rに入ってもHIROYA優位の流れは変わらず、テンカオ・パンチも交えて攻勢。膝を効かせてからのパンチ連打でダウンを奪うと、更に右ロー一発で西川が膝から崩れ落ちるようにダウン。最後は玉砕覚悟で突っ込む西川とHIROYAがパンチの相打ちで両者ダウンとなり、HIROYAがTKO勝利。

 勝った4名の試合内容を見ると、HIROYAが頭一つ抜けている感じ。蹴り・ヒザ・パンチと何でも使えて、とにかくそつがない。低迷期はあったものの、元・天才少年は伊達ではないか。ただ今回の試合も最後ダウンを喫してしまったように一発入ると脆そうなのが不安。準決勝の相手はNOMANだが、昨年敗れているのに加えて一発が怖いタイプなので、楽勝というわけには行かなさそう。
 4名による準決勝・決勝が行われるのは3月大会。うーん、これもチケット押さえなきゃ駄目かな。

 後半戦へ続く。人気ブログランキングへ
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by nugueira | 2014-01-05 22:13 | Krush | Comments(0)