反り立つ壁に撃沈。


by nugueira
カレンダー
S M T W T F S
1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
31

UFC on FOX9の感想

 WOWOWで見たUFCの感想を。

ジョー・ローゾン○-×マック・ダンジグ(判定)
 1R序盤にテイクダウンを奪ったローゾンはそのままマウントへ移行。ポジションキープ優先という最近の風潮には背を向けキッチリ腕十字を奪いに行くが、ここはダンジグが凌ぐ。体勢を入れ替えられたローゾンはなおも下からサブミッションを仕掛けていき1R終了。
 2Rに入るとダンジグがローとパンチのコンビネーションで先手を取り、ローゾンは打撃で劣勢になる嫌な流れ。しかし再びテイクダウンを奪うと、肘打ちでダンジグを大流血させ形勢逆転。今度はラウンド終了間際に腕十字を狙うがこれも失敗。
 3Rもローゾンがスタンドでは押し込まれつつテイクダウン、という同じ流れ。マット・ヒューズ・ポジションからダンジグを削った後、三度腕十字に行くがこれまた失敗。結局一本は奪えないままローゾンが判定勝利。ローゾンのキャリア中、判定勝利は今回が初めてとのこと。連敗は脱出したものの、スタンドの危なっかしさは不安材料。やっぱり上位陣との対戦は厳しいか。

チャド・メンデス○-×ニック・レンツ(判定)
 1R、いきなりメンデスの右フックが炸裂!レンツはなんとか耐えるものの、メンデスはなおも右フックで追撃、さらにはタックルで面白いようにテイクダウンを奪いレンツを制圧。剛腕パンチ+レスリング地獄というメンデス得意の殺人フルコース。
 後はいつフィニッシュに持っていくか・・・という前提で見ていたものの、2Rに入るとレンツも細かいパンチを入れ反撃。メンデスはカウンターのタックルで綺麗にテイクダウンは奪うもののそこから先は攻め込めず。1Rの攻め疲れか?
 しかし3Rに入るとメンデスの動きの悪さが一層目立つようになり、何らかのトラブルが発生した様子。タックルすら切られるようになり、テイクダウンしてもすぐ立ち上がられてしまう。それでもメンデスは終盤に跳びヒザをヒットさせるとレンツをギロチンに捕え、見せ場は作って試合終了。判定は問題なくものにしたが、連続KOは4でストップ。
 メンデスは副鼻腔炎で体調がすぐれなかった模様。どのみちアルドへの再挑戦は確定的な状態なので、変な怪我でなくて一安心。今回の試合は判断材料にしない方が良さそうだけど、アルド戦に向けてイマイチ勢いをつけられなかったのは事実か。

ユライア・フェイバー○-×マイケル・マクドナルド(2R ギロチンチョーク)
 1Rにフェイバーが右ハイからいきなりテイクダウン。効果的なパウンドはあまり入らないが、マクドナルドは下になり続けたまま時間が経過し、残り2分でようやくブレイク。この後もフェイバーが細かい出入りからパンチを出し続ける展開でラウンド終了。マクドナルドは決定的なピンチはなかったものの何もできていない印象。
 2Rもフェイバーのペースでスタンドの攻防が続き、フェイバーの右フックがヒット!グラついたマクドナルドが一度は立て直すが、フェイバーは再び右フックを入れマクドナルドをグラつかせると、全力疾走のようなラッシュでマクドナルドをケージ際にダウンさせ、そのままギロチンへ!マクドナルドがたまらずタップし、フェイバーがバンタム級トップコンテンダー対決を制した。
 とにかく右を効かせてからの詰めがハンパではなく、お見事と言うしかない勝ちっぷり。これで年明けのクルーズvsバラォンの勝者への挑戦は確定したか。

デメトリウス・ジョンソン○-×ジョセフ・ベナビデス(1R KO)
 ジョンソンのタックルを切るベナビデス。ベナビデスはパンチで攻めるが、ジョンソンは素早いバックステップで間合いを外し続ける。手数ではベナビデス優位という雰囲気だった2分過ぎ、ジョンソンがベナビデスをケージ際に詰めると、ベナビデスの前蹴りの打ち終わりに合わせて踏み込んでの右フック!カウンター気味の一発はドンピシャのタイミングでクリーンヒットし、ベナビデスは一発で大の字になり失神。判定決着必至と思われたリマッチはジョンソンの1RワンパンチKOという予想外の結果に終わった。
 実は「メイン前に外出→帰宅後、子供たちがテレビを見ていたのでWOWOWオンデマンドで視聴→メインの放送時間が16分(入場込み)という事実を知る→1R決着ということはジョンソンに死亡フラグが立ったものと判断」という状況で試合映像を見ていたため、ある意味ライブで見ていた方よりも衝撃度は倍増。これFOX地上波だけ見てる格闘技ファンは「デメトリウス・ジョンソン=世界最強の男」という歴史認識を持つぞ。
 前の2試合でチーム・アルファメール勢が連勝しておりベナビデスとしてはトリを飾りたい状況だったが、念願のベルトに手は届かず。さすがにこの負け方ではしばらくチャンスは回ってこないか。ジョンソンは前回の一本勝ちに続き、一時の「試合がつまらない」という評価を払拭しつつある感じ。だんだん手が付けられなくなってきたか。

 残すは年末の大一番!人気ブログランキングへ
[PR]
Commented by みゆパパ at 2013-12-16 11:44 x
「デメトリウス・ジョンソン=世界最強の男」
まだ言うか!www

ゲストで堀口が出演してて、KIDと対戦したときより進化してるって言ってましたけど、内心穏やかではいられなかったでしょうね。

それにしても追撃のパウンド相当入れてましたけど、もうちょっとどうにかならないんですかね。戦いだから仕方ないんですかね。
冷静に追い打ちかけない選手もいますよね。完全にいっちゃってる相手を殴り続けるのってどんな心境なんでしょう。
Commented by おっさん at 2013-12-18 00:35 x
ジョンソン強し。
世界最強で間違いじゃないですよ。
試合後に腰を落して強いパンチを打つ練習をしたと言っていたけど、実際マグレ当たりではなくしっかり強いパンチを打って倒したように思った。
あのスピードとテクニックに加えて決定力がこれだけ飛躍すると本当に手が付けられない。
なんせ相手はランク1位のベナビデスだし。

フェイバーのチャンス時の勢いとチョークの上手さも異常です。
Commented by nugueira at 2013-12-18 22:20
>みゆパパ様
 堀口も階級落としたところで頂点にいるのがジョンソンですから、UFCで勝ち上がるのは本当に茨の道ですね。リョートのようにきっちり自制できる選手はまれだと思うので、パウンドについてはレフェリング技術の向上を願うばかりです。

>おっさん様
 ランキング上位の選手に根こそぎ勝ってますから、もはや相手が見つからなくなりつつありますね。未対戦で面白そうなのはリネカーですが、計量オーバーの常習犯ですし・・・。
by nugueira | 2013-12-15 22:35 | UFC | Comments(3)