反り立つ壁に撃沈。


by nugueira
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ハントvsビッグフット

 試合当日ツイッター上での反応を見るだけで物凄かった先日のUFC、メインイベントの感想を。

マーク・ハント△-△アントニオ・シウバ(ドロー)
 互いに間合いを測り合いながらローを蹴る展開でスタート。距離が詰まるとハントがパンチを出すが、近距離の打ち合いで逆にビッグフットが右のパンチを入れハントがダウン!ビッグフットはすぐさま追撃にいくがハントはすぐ立ち上がる。ビッグフットは前蹴りからのパンチ、さらにタックルに行くがハントが体勢を入れ替えてテイクダウンは許さない。
 2Rもハントはパンチ、ビッグフットはロー・ミドル中心の組み立て。ビッグフットがパンチから組み付いていくがハントはここも凌ぐと、踏み込んでのワンツー!ビッグフットが下がる。この後は目立った攻防がなかったが、ラウンド終盤にビッグフットのローをもらったハントが足をもつれさせるように後退。ビッグフットはすぐさまミドル、首相撲からのヒザで攻勢を仕掛けたところでラウンド終了。
 3R早々、ハントがビッグフットの蹴り足をつかんでテイクダウンからバックへ!立ち上がったビッグフットは組み付いていくが、ハントは相変わらず腰が重くテイクダウンは奪えない。残り2分少々というところでハントのワンツーが入りビッグフット仰向けにダウン!すぐさま上を奪ったハントはラウンド終了までパウンド・ヒジで猛攻。ここまでの劣勢を一気にひっくり返してしまう。
 4Rは持ち直したビッグフットがローからのパンチで攻勢。さらにタックルへ行くがハントはここもディフェンスすると、ケージ際で逆にタックルからテイクダウン!しかしビッグフットはスタンドの状態に戻すと、ローを効かされフットワークが満足にできないハントに猛攻。ケージに詰めてのパンチ連打からハントのタックルを切ると、そのままマウントを奪いパウンド・ヒジの嵐!ハントは額から大流血し止められてもおかしくない状況だったがラウンド終了まで耐え切り、試合は最終ラウンドへ。
 場内大熱狂の中で始まった5R、両者は抱き合ってからスタート。後がないハントだが、いきなり左右のパンチをビッグフットの顔面に食らわせる!後退したビッグフットはハントのパンチ・ヒジをもらい続けフラフラになるが、ハントも一気に仕留めるだけの余力は残っていない。互いに顔面を血まみれにしながらの魂の殴り合いは試合終了まで続き、大歓声の中ホーンが鳴る。
 
 個人的採点は1・2Rがビッグフットの10-9、3Rがハントの10-8、4Rがビッグフットの10-8、5Rがハントの10-9。47-46でビッグフットだと思うが、どこからを10-8にするかはハッキリ基準がないのが現状だし、ドローも納得か。というか、これだけの激闘に勝敗をつけるなんて野暮、という意味でもいい結果だったかも。
 それにしてもハントには驚き。腰の重さとタフさは以前から分かってはいたものの、ビッグフット相手にテイクダウンまで奪っちゃうんだもんなあ。相変わらず底の見えない戦いぶり。

 毎回この手の試合を見るたびに同じフレーズを使うが、この試合をライブで見た人は間違いなく勝ち組。正真正銘の名勝負でした。
 まああれだな、二人ともここまでの殴り合いをやった後じゃそれなりの休養期間が必要だろうし・・・

 再戦は来るべき来年秋頃(?)の日本大会で、ということでよろしくお願いします!
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Commented by みゆパパ at 2013-12-12 09:06 x
ハントって地元でどんな練習してるんでしょうね。
そんなに近代的設備整ってたり、アメリカのジムのような質の練習ができてたりしているようには思えないんですよね。

そして立ち技系出身選手のほとんどが、グラウンドへの対応については防御力を上げていくっていことになると思うのですが、
ハントに関しては、試合ごとにMMAへの総合的な対応力が上がっていっており、テイクダウンとった場面なんて、柔術家やレスラーがする技術ですよね。本当にビックリしましたよ。

そして試合中に2か所も骨折していたという話で、あの闘士たるや凄いの一言です。

ハント×ヴェラスケス観たいなぁ。
Commented by nugueira at 2013-12-18 22:06
>みゆパパ様
 仰るとおり練習環境が整っているとは思いがたいので、不思議なところです。ヒョードル戦も見よう見真似のようなグラウンドで序盤追い込んでましたし、センスが並外れているんですかね。
 ビッグフットが薬物検査に引っかかってしまったのは残念極まりないです・・・。
by nugueira | 2013-12-10 23:55 | UFC | Comments(2)