反り立つ壁に撃沈。


by nugueira
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ペトロシアンvsリスティ

 絶対王者ペトロシアンがまさかのKO負けを喫したGlory、動画を見た感想を。

ジョルジュ・ペトロシアン×-○アンディ・リスティ(3R TKO)
 1R、圧力をかけてパンチやハイを出すリスティ。ペトロシアンは落ち着いて対処するが、リスティのパンチをもらってよろけるように後ろに下がる場面も。リスティは中盤以降ローも着実に入れ、手数で先手を取った印象。
 出遅れたペトロシアンだが、2Rは逆にロー・ミドルで先手を取るとパンチへつなげ、リスティの顔面を的確に捉える。リスティもボディパンチを中心に打ち返していくが、このラウンドはペトロシアンが取り返したか。
 しかし3Rに入った途端、リスティがこれまで封印していた持ち味の突進ファイトを展開。ものすごい圧力と荒々しいパンチの連打でペトロシアンを面食らわせると、右を打ち抜きペトロシアンを大の字にダウンさせる。ペトロシアンはそのまま起き上がれずに10カウントを聞き、キャリア初のKO負け。リスティが絶対王者越えという大仕事をやってのけた。

 ペトロシアンは序盤リスティのペースに飲まれてしまった感じがあったとはいえそう悪い出来ではなく、勝ったリスティを褒めるしかない試合。リスティは猪突猛進の破壊力が持ち味の一方、それを凌がれると弱い印象があったのだが、この日は2Rまで無理なラッシュを仕掛けず落ち着いた試合運びに徹し、3Rにいきなりのギアチェンジ。結果的にこの組み立てが完璧にハマった形で、本人にとっても快心の試合だったのでは。
 永遠に不敗の絶対王者など存在し得ない、というのはヒョードルやアンデウソンを見て十分理解していたつもりなのだが、まさかペトロシアンがこのタイミングでこの相手に負けるとは。歴史の転換点がいつやって来るか分からないから、格闘技は怖いし面白い。
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by nugueira | 2013-11-28 23:29 | その他(立ち技系) | Comments(0)