反り立つ壁に撃沈。


by nugueira

UFC55の感想

 先日録画したUFC55をつまみ食い観戦。

 ヘビー級王者のアンドレイ・オルロフスキーは秒殺KOで圧勝。ブエンテロがマットの上に倒れてれば衝撃KOシーンだったんだけど、ちょうどオルロフスキーの上に被さるような体勢になったのでパッと見が「早すぎるレフェリーストップ」になってしまい、客席からブーイングが飛んでいたのは可哀想だった。
 オルロフスキーは強いんだろうけど、今のUFCヘビー級の層の薄さでは何とも言いがたいのも事実。PRIDEで試合してくれないかなあ。ベルト持ってる限り無理だろうけど。

 テレビ番組『ジ・アルティメット・ファイター』から上がってきたUFCイチオシの若手フォレスト・グリフィンはエルビス・シノシックに逆転TKO勝利。これもスローでよく見ると納得なんだけど、どうしても「グリフィン保護」の匂いを感じるのはこちらの色眼鏡か。シノシックの方が打撃のキレがよかったのに。

 ペジパーノの総合デビュー戦。入場時のTシャツに書いてあった「NO GI」の文字に軽く感動。解説陣が「2003年のアブダビ王者なんですよ」という話になったとき、高阪が「でもあの時の決勝は本当はヴェウドゥムの方が勝っていた」というぶち壊し発言をしていたのが最高だった。
 ペジパーノは打撃がだいぶ危なっかしいものの、最後はバックを取って裸締めで一本。締めながらカメラ目線で舌を出すアピールまで披露。カメラ慣れしてる柔術世界王者というのも何かイヤだな。

 ところで、UFCは今回からプレスパスの発行相手を制限するようになり、ネットメディアを含む格闘技専門誌を全て締め出したことが話題になった。(詳細はこちらを参照。)
 商業的成功のためには一般層へのアピールは必要だし、時としてそれが過度の一般層への歩み寄りになることはこの際肯定するけど、それって「マニア層完全締め出し」とイコールなのかね。PRIDEの現在の成功も、コアなファンへのアピールを第一にして興行を重ねてきた結果だと思うんだけど。
 とりあえず個人的には今回のUFCの措置が「息の長いファンになってくれる人は無視して、今のブームに飛びついてくれる人だけ相手にする」としか見えず、それって主催者側は『格闘技』というジャンルに自信なりプライドなりは持っていないということなんですかね?という疑問が拭えないので、思うところをつらつら書いてみました。あんまりきれいにまとまってませんが。

 こうなると日本大会も当分無理か。人気blogランキングへ
 
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by nugueira | 2005-10-15 17:01 | UFC | Comments(0)