反り立つ壁に撃沈。


by nugueira
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バーンズ&ロマゴン

 エキサイトマッチの感想を。まずはフライ級10回戦、ローマン・ゴンザレスvsフランシスコ・ロドリゲス。
 序盤から相変わらずの圧力と回転力で攻めるロマゴン。ボディを起点に先手を取るが、ラウンド終盤にはロドリゲスも連打を放ち、クリーンヒットはないが盛り返した印象でラウンドを終了。
 この後もロマゴンのペースで試合が進むが、打ち終わりにロドリゲスの反撃を食らってしまいなかなか攻め切れず、3Rにはロドリゲスがジャブを突いて上手く距離をキープ。ロマゴン大丈夫か?という雰囲気で試合が続く。
 インファイトでは分のあるロマゴンは、5Rにようやくロドリゲスをロープに詰めて怒涛の連打。それでもダウンが奪えないのは階級を上げた影響か。
 6Rもロマゴンがキレのいいパンチを入れつつも倒しきることはできず、ややフラストレーションのたまる中で迎えた7R。ロマゴンがロープ際に詰めてボディからの連打を打ち込んだところでレフェリーがストップ。5Rから殴られっぱなしの場面が増えていたとはいえ、やや止めるのが早い気も。結果としてはロマゴンが格の違いを示したものの、ライトフライ級時代のような鬼神のごとき強さはイマイチ感じられず。以前は「フライ級に上げた瞬間3階級制覇だろう」と信じて疑わなかったけど、思ったほど楽な道のりではないのかも。

 続いてWBO世界ライト級タイトルマッチ、リッキー・バーンズvsレイムンド・ベルトラン。
 1Rから思い切りのいいパンチを振るっていく王者バーンズ。えらい好戦的なスタイルの割にKO率が低いのは何なんだろう、と思っていたらやたら大振りが目立ち、2Rにはベルトランの左フックをもらってロープに詰められる大ピンチ。
 この後もバーンズは打ち終わりに左フックを合わされる場面が続き、一気に劣勢の展開へ。とにかくディフェンスに難がありすぎで、これでよく2階級制覇できたな、というのが素直な感想。それでも6・7Rにはやや手数の落ちてきたベルトランに対し盛り返してくるのだが、8Rにはまたもベルトランの左フックを食らいダウン。勝負所でディフェンスの甘さを見せてしまう。
 このまま一気に押し切られるかと思われたバーンズだが、9R以降はダウン後の割に悪くない動きを見せ、手数を出していく。一方のベルトランはダウンを取って逆に一発を狙い過ぎてしまったか、手数が減ってしまう悪い流れに。後半4Rは五分の印象で試合終了。
 自分の採点では8R終了時にベルトランが3ポイントのリードで、9R以降のバーンズの盛り返しを考慮してもまあベルトランの勝ちだろうなあ・・・と思っていたらジャッジは1-1のドローでバーンズが防衛。「手数か有効打か」という議論になりやすい試合内容だったしバーンズのホームではあったけど、それにしてもひどいジャッジ。ボクシングのジャッジは見れば見るほど分からなくなってくる、というか分かろうという気力が失せてくる。

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Commented by みゆパパ at 2013-10-26 11:51 x
ボクシングの階級って、わずか2,3Kgの違いなんですけどね。
階級の壁って面白いですよね。

特に強打者のファイターほど、階級の壁にブチ当たってしまうんですよね。

だからこそ、それをものともしなかったパッキャオの人気は絶大なんですよね。
リオス戦近づいてきましたね。劇的勝利での復活を期待しています。
Commented by nugueira at 2013-10-30 23:18
>みゆパパ様
 ロマゴンはパワー以上にパンチのキレもあるタイプなので問題ないかと思っていたんですが、それでもこうなっちゃうんですねえ。
 パッキャオの復帰戦、私も楽しみです。
by nugueira | 2013-10-24 23:55 | ボクシング | Comments(2)