反り立つ壁に撃沈。


by nugueira
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サリド&ロマチェンコ

 ブラッドリーvsマルケスの前座の感想を。

 まずWBOインターナショナルフェザー級王座戦、ホセ・ラミレスvsワシル・ロマチェンコ。五輪金メダリストのロマチェンコはデビュー戦でいきなりインターナショナル王座戦。
 1R、いきなりロマチェンコの左ボディアッパーがグサリ。一瞬の間を置いてラミレスがダウン。ロマチェンコは華麗なフットワークでラミレスをいなし、アッパーからの高速コンビネーションを連打。とにかくきれいなボクシングを徹底していて、ベタな表現だが見ててほれぼれする。
 ラミレスは乱打戦に持ち込むべく果敢に前に出ていくものの、ロマチェンコはそれをものともせず、4Rにカウンターの左アッパー一閃。もんどり打つようにダウンしたラミレスはそのまま起き上がれず、ロマチェンコが圧巻のKOデビュー。実況で「ニックネームは『ハイテク』」と聞いたときは「太陽にほえろの刑事みたい」としか思わなかったのだが、いや参りました。金メダリストってのは化け物ばかりだな。

 続いてWBO世界フェザー級王座決定戦、オルランド・サリドvsオルランド・クルス。
 スピードで上回るクルスに対し、サリドは前に出続けながらボディ狙い。1Rは競った展開だが、ボディを入れた分サリドのラウンドか。クルスとしては間合いをキープして戦いたいところだが、2R以降もサリドの圧力は止まらず。手数が出ず後手に回るクルスは、序盤からのボディ攻めが効いたのか4R辺りから足が止まってしまう。サリドはボディだけでなく顔面への返しも当たるようになり、完全にペースを掌握。クルスは本来突きあいたくないはずの近距離での削り合いを強いられてしまう。
 サリドは連打のキレはそれほどでもないのだが、一発一発が押し込むようなパンチで、しかも手数が落ちない。最後は7Rにロープ際に詰めて連打を叩き込み、クルスが崩れ落ちるようにダウン。もはや立ち上がる余力はなく、サリドが圧勝で王座返り咲き。距離を詰めたいパワーファイターに対してスピードで上回るもう片方が間合いをキープしようとする、という攻防はよく見られるパターンだが、距離を詰める側がここまで一方的に押し込み続けてKOしちゃうのも珍しいかも。
 
 史上最速のプロ2戦目での世界王座奪取を狙うロマチェンコは次戦でこのサリドに挑むことになりそう。サリドの愚直な突進スタイルがアマエリートにどこまで通用するか。

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Commented by みゆパパ at 2013-10-21 09:56 x
ゾウ・シミンはかなり微妙なところですけどねw
村田にも頑張ってもらいたいものです。

一時Sフェザーが熱いことになりそうだったのに、フェザーのほうが熱い階級になってきましたね。
ドネア×ロマシェンコなんて面白そうですよね。
Commented by nugueira at 2013-10-25 23:39
>みゆパパ様
 確かにドネアもフェザーに上げてきましたから、この2人が絡む可能性もあるわけですよね。想像したら急にテンション上がってきました。
by nugueira | 2013-10-18 23:07 | ボクシング | Comments(2)