反り立つ壁に撃沈。


by nugueira

UFC Fight Night 28の感想

 先日のUFCブラジル大会、映像を見ての感想を。

ジョセフ・ベナビデス○-×ジュシェ・フォルミーガ(1R KO)
 互いに距離を測りつつも、素早い出入りからパンチやローを入れるフライ級特有のスピーディーな攻防。このままフィニッシュシーンにつながってくれないのもフライ級にありがちな展開なのだが、そうはさせないのが今のベナビデス。踏み込んでの左をアゴに入れて効かせると、前に出たフォルミーガのボディにドンピシャのタイミングでテンカオ。横向きに倒れこんだフォルミーガに追撃のパウンドを入れ試合終了。アルファメール勢の好調ぶりを象徴する見事なKO勝利。
 こうなるとベナビデスとジョンソンの再戦もそう遠くないか、と思っていたら12月にタイトルマッチが決定。層が厚いと言えないフライ級では妥当な流れか。ジョンソンの防衛戦の内容を見るにリベンジは楽ではなさそうだが、注目の一戦になりそう。

岡見勇信×-○ホナウド・ジャカレイ・ソウザ(1R KO)
 スタンドでの間合いの測り合いから、ジャカレイのオーバーハンド気味の右がヒット。ジャカレイは更にハイキックを放ち、腰を落とした岡見をケージに押し付けながらパンチの嵐。ここは岡見が何とか凌ぐ。この後もスタンドで見合う状態が続くが、ジャカレイは右のパンチを積極的に放ち岡見を下がらせると、岡見のテンカオに合わせて右フックをヒット!ダウンした岡見にジャカレイがパウンドを連打しレフェリーストップ。
 岡見にとっては連勝が止まったこと以上に、内容的に痛すぎる一敗。組んだらジャカレイ、岡見が勝つとすればスタンドで削り続けるしかない・・・というのが戦前の予想だったが、そのスタンドで一方的にやられちゃったもんなあ。ジャカレイはスタンドでも積極的に攻めることができる最近のスタイルを完璧に発揮してみせた形。これで一気にタイトル戦線にも浮上してくるか。

グローバー・テイシェイラ○-×ライアン・ベイダー(1R TKO)
 1R序盤にベイダーの左がヒット。凌ごうとするテイシェイラのタックルを切ったベイダーは、そのままギロチンの体勢へ。ここはテイシェイラが逃れると、上を奪い返してパウンド・・・と攻守がめまぐるしく入れ替わる展開。スタンドでの攻防が続いた後、スリップしたテイシェイラに対し一気に間合いを詰めたベイダーがクリンチアッパーをヒット。一気に勝負を決めようと連打を入れるベイダーだが、テイシェイラが放ったパンチがカウンターで入りもんどりうつようにダウン。そのままパウンド連打を入れ続けたテイシェイラが大逆転のKO勝利。
 ベイダーにしてみればもったいない負け方だが、序盤から結構パンチが入っていたし、あそこで決めにいった判断は責められないか。一方のテイシェイラはKO勝利という結果は出したものの、これで王座挑戦権を獲得するには少々物足りない試合内容。
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by nugueira | 2013-09-20 21:15 | UFC | Comments(0)