反り立つ壁に撃沈。


by nugueira

マレスvsジョニゴン

 録画していたエキサイトマッチの感想を。

 まずIBF世界フェザー級タイトルマッチ、イブゲニー・グラドビッチvsマウリシオ・ムニョス。
 的確な連打を入れていくグラドビッチに対して、ムニョスも荒々しいパンチで反撃。序盤から両者積極的なスタイルで、ダウンシーンが期待できそうな展開。
 ゴリゴリした打ち合いだとムニョスに分があるようで3Rに一時優勢になるものの、4Rにはグラドビッチが攻勢。ムニョスのリズムを徐々に見切ってきたのか、5R辺りからグラドビッチが打たせずに打つ場面が増えてくる。6Rにはムニョスが強引に前に出て流れを引き戻そうとするものの、グラドビッチも退かずに打ち合いに応じる。実にいい試合。
 ムニョスは時おりいい右が入りはするのだがその後が続かず、グラドビッチのペースのまま後半戦へ。9Rに入るとムニョスは頼みの綱である圧力も弱まりだし、打つ手がなくなってきた感じ。一方のグラドビッチも終盤へばり気味の様子ではあったがムニョスに逆転の隙を与えないまま12R終了。一人がフルマーク、他二人も119-109という圧倒的な差でグラドビッチが防衛。終始きれいなボクシングをしていたし、打ち合いの展開でも力負けしなかったのが良かった。

 続いてWBC世界スーパーバンタム級タイトルマッチ、ビクトル・テラサスvsレオ・サンタ・クルス。
 1Rからサンタ・クルスがボディを軸にいい攻撃を見せる。対するテラサスも一歩も退かず2Rには近距離でのアッパーの打ち合いとなるが、やはりサンタ・クルスが優勢な印象。迎えた3R、サンタ・クルスの左フックを浴びたテラサスがよろけるようにダウン。何とか立ち上がるもののサンタ・クルスの連打を浴び2度目のダウンを喫したところでストップ。サンタ・クルスが序盤の勢いそのままにテラサスを粉砕。高田本部長ばりに「強いわ!」と叫びたくなるような試合内容。

 本日のメインはWBC世界フェザー級タイトルマッチ、アブネル・マレスvsジョニー・ゴンサレス。
 1R序盤は互いに距離の探り合いからスタート。徐々にマレスが鋭い踏み込みからのパンチを入れ始め、そろそろ試合が動き始めるか・・・というところでジョニゴンの左フック一閃!思い切り打ち抜かれたマレスはそのままダウンし、何とか立ち上がるもののダメージは見た目にも明らかな状態。再開後もジョニゴンの連打をもらい続け2度目のダウンをしたところでレフェリーがストップ。ジョニゴンが衝撃の1ラウンドKOで王座奪還に成功。
 ジョニゴンをKOしたポンセ・デ・レオンをマレスはKOしており、格闘技に三段論法は禁物だけど普通に考えてマレス優位かなあ・・・という予想をあっさりと覆すジョニゴンの劇勝。事実上左フック一発で試合を決めちゃったもんなあ。西岡戦といい長谷川戦といい、勝っても負けてもインパクトのある試合をする選手だ。

 メイウェザーvsアルバレスはいよいよ明日。人気ブログランキングへ
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Commented by みゆパパ at 2013-09-14 09:40 x
この試合実際には8月に行われていたんで、私的8月のMVPはジョニゴンさんでした。
ここ最近、思わず声を上げてしまうような試合が多くて嬉しい限りですよね。
明日も声を上げちゃうような展開になってほしいものです。

サンタクルスはドネアあたりとやってほしいところですが、これまたプロモーターの壁が・・・

GBPはまさに飛ぶ鳥を落とす勢いで、トップランクの影がなんとも薄くなってきちゃいましたね。
Commented by nugueira at 2013-09-18 23:01
>みゆパパ様
 いやー、ジョニゴンは本当に圧巻の試合でした。今年のベスト5試合を選べと言われたら間違いなく入りますね。
by nugueira | 2013-09-13 23:42 | ボクシング | Comments(2)