反り立つ壁に撃沈。


by nugueira
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大毅vsゲレーロ

 IBF世界スーパーフライ級王座決定戦、亀田大毅vsロドリゴ・ゲレーロを視聴。

 お互い手数が出ず、どっちもどっちという印象で始まった序盤戦。大毅はサークリングで間合いを取りながら時折パンチを入れるが目立った有効打というほどのものではなく、一方のゲレーロも前に出てもなかなか自分の距離を作れない。大毅がちょこちょこ当ててはいるものの、4R終了時では強いて言えば「どっちも負け」という印象。
 中盤に入って多少流れが変わってくれるかと思ったらさにあらず、相変わらず大毅は手数が出ないし、ゲレーロは空振りばかりで目立った攻撃はなし。さすがに見るのが苦痛になってくる。
 それでも有効打らしきものを入れている大毅の試合になってるのかねえ、と思った8R、ようやく距離が詰まって打ち合いの場面が増えてくる。こうなると手数の少ない大毅は印象が悪いか。
 ゲレーロはこれでリズムをつかんだのか、続く9Rはこれまでの展開がウソのように回転を上げてパンチを振るい続ける。大毅はさすがに捌ききれず被弾する場面が増え、このラウンドは明確に取られた形に。
 すると10R、大毅が腹をくくったのか打ち合いに応じると、右のパンチやワンツーが次々とヒット。ゲレーロを一瞬棒立ちにさせ、傾きかけた流れを一気に引き戻す。このラウンドの映像だけ見たらえらい面白い試合に。
 11Rは同じく打ち合いの展開で今度はゲレーロが優勢。12Rはお互い攻め疲れか再びペースダウンし、大毅が多少有効打を入れたか、という印象で試合終了。終盤について言えば競った試合だったし、大毅はローブローによる2度の減点がどう響くか・・・と思いながら判定を待ったが、ジャッジは三者とも大毅。前半のラウンドはあらかた大毅が取っていたということか。

 これで史上初の3兄弟同時世界王者となったわけだが、これまで見てきたボクシング世界戦の中でも屈指のつまらない試合。しかし日本がIBF・WBOに加盟するのはいい流れだと思っていたのだが、ここまで露骨に亀田家の食い物にされる展開になるとはなあ。まあ狙いやすい団体に照準を定めるのはある意味当たり前の話であって、今のところ亀田家がそれを最大限に活用しているということなんだろうけど。

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by nugueira | 2013-09-03 23:51 | ボクシング | Comments(0)