反り立つ壁に撃沈。


by nugueira

山中&八重樫

 日テレのボクシング中継を視聴。まずはWBC世界フライ級タイトルマッチ、八重樫東vsオスカル・ブランケット。
 じっくりと距離を取る八重樫に、ブランケットは勢いよくパンチを振るっていく。きれいなボクシングではないのが逆に厄介な感じで、左が八重樫を捉える場面も。ただ八重樫も2R終盤には早くも見切り始めた感じ。
 3Rに入ると八重樫が飛び込むタイミングをつかみ出し、右フックが当たり出す。一方のブランケットは序盤の勢いが嘘のようにパンチが当たらなくなってくる。
 4R終了時の採点は1-1のドローだったものの、流れは完全に八重樫。右を次々にヒットさせ、6Rにはローブローで注意を受けた後に躊躇なくボディを連打というえげつない攻めを見せる。8Rにはローブローで減点1を食らうものの、直後に右フック・右ストレートをブランケットに打ち込んでダウンを奪い、帳消しにしてしまう。
 終盤戦になるとブランケットは何をすればいいか分からなくなっている感じで、完全に八重樫のワンサイドゲーム。最後の乱打戦も凌ぎ、3-0の判定で防衛に成功。
 五十嵐戦といい今回といい、八重樫は身長差のある相手を攻略するのが本当に上手い。テレビでは「激闘王」という安直なニックネームを付けられているけど、むしろ相手の長所を消し去る計算ずくのボクシングをいやらしいぐらい徹底できるのが八重樫の強みなのでは。派手さはないけど、日本人にこういう世界王者がいるのは別の意味で心強い。

 続いてWBC世界バンタム級タイトルマッチ、山中慎介vsホセ・ニエベス。
 序盤にニエベスのジャブでアゴが跳ね上がる場面はあったものの、山中はジリジリ圧力をかけるとロープ際で左ボディを突き刺す。下がり始めたニエベスの顔面に左ストレートを突き刺すと、ニエベスは倒れ込んだまま立ち上がれず。汗ひとつかく暇もなく、山中がKO防衛。
 ここまで3戦連続元世界王者を相手に防衛してきた山中にとって、世界初挑戦のニエベスは力の差がありすぎたか。フィニッシュは会心の一撃という感じでもなかったので正直早すぎて消化不良なのだが、この辺はやはり亀田ファミリーへのあてつけか?亀田との統一戦をぶち上げた山中だが、正直勝敗の見えてる試合じゃ興味も半減だよなあ。

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Commented by みゆパパ at 2013-08-14 15:42 x
八重樫の相手も、山中の相手も、今回はまったく戦前にわくわくさせてもらえませんでした。山中の相手の紹介ではランキング上位であることを強調してましたけど、今のボクシングのランキングなんてねぇ、ってところです。

山中も今後方向性を見出しにくいところですよね。
亀田兄弟はまあ受けないでしょうし、放送局の問題もありますし。
やはり金銭の問題で簡単にはアメリカ進出とはいかないでしょうしね。
長谷川同様、国内で防衛を重ねていくしかないようで、結局は亀田一家とやってることはそう違わないんですよね。亀田のように酷い相手を呼んでくるなんてことはないでしょうけど。

八重樫は井岡との再戦をぜひ実現させてもらいたいですね。
Commented by nugueira at 2013-08-14 22:55
>みゆパパ様
 亀田みたいに相手を選り好みしているわけではないんですが、実力的に見合うライバルが不在というのもかわいそうですね。井岡が3階級制覇を達成すれば、八重樫との再戦はいずれ上がってきそうですね。
Commented by ドナイレ at 2013-08-16 01:30 x
亀田三兄弟は、歴代日本人世界チャンピオンの中でも強い部類なのに、執拗に重箱の隅を突つかれて可哀想。
Commented by nugueira at 2013-08-23 23:41
>ドナイレ様
 コメントありがとうございます。亀田兄弟は技術的には高いレベルにあると思うんですが、プロモーションと試合内容のギャップが最大の問題ではないかと思います。
by nugueira | 2013-08-12 23:55 | ボクシング | Comments(4)