和毅戴冠
2013年 08月 01日
序盤から前に出るのはアンブンダだが、和毅はフットワークを使って自分の距離をキープ。あまり下がり続けると印象が悪そうだが、要所要所でパンチを入れて上手くポイントを取っていく。
和毅はアンブンダの打ち終わりに合わせて有効打を入れていく一方、アンブンダは攻撃のリズムを読まれてしまいパンチの大半が空振りかガードの上。決定的なダメージを与えている印象はないものの、前半は全て和毅が取っていておかしくない展開。
後半に入っても和毅優位の流れは変わらず。アンブンダは何とかリズムを変えたいが、前に出ても有効打が入らないので打つ手がなくなっている感じ。
8Rにはアンブンダがボディの打ち合いの展開に持ち込み、これ以降はやや盛り返した印象。しかし11Rに入ると細かくもらい続けたパンチが効いてきたのか圧力が弱まり、事実上勝負あり。最終Rは足下がおぼつかない様子を見せるアンブンダを押し切り、和毅が大差の判定でベルトを奪取。
試合内容について言えば、興毅の試合と同様面白さは皆無。与しやすい王者を見つけてきた陣営のマッチメイク力の勝利、と言えなくもない。
とはいえ初の世界戦で終始落ち着いて自分のペースで戦い抜いていたのは確かだし、実質上ホームとはいえ調整がしにくいであろう海外での試合でベルトを奪ってみせたのもお見事。アンチ亀田目線で色々言いたくなる人は多いだろうが、とりあえず誉めておいていい試合だったのでは。防衛戦でも同じような試合を繰り返されたらそれこそ兄貴と同じ道をたどるわけで、今後の試合が重要になってくるんだろうけど。
会場はフィリピンだがコーナーポストに「世界陸上」のロゴ。人気ブログランキングへ
試合そのものは興味がないんで観ていません(3兄弟どの試合も基本的に観ません)
たまたまチャンネル替えたときに10Rくらいだったので、その後タイミング見計らって試合終了の場面も観ましたが、とてもベルトをかけて死闘を演じたとは思えないほど、両者綺麗な顔で息も上がっておらず、これまた何かあるでしょう、と穿って見てしまいます。
試合展開知らないので、勝敗については一切文句つける余地ありませんが、今後JBCは日本で試合させるの?親父がセコンドについていた件は社長に事情聴取するの?
と、とにかくネガティブな感想で申し訳ありません。
私も亀田兄弟の試合をいつまで見続けるか思案中です。評判の悪さを試合内容で払拭・・・といかないのが見ている側としてもしんどいところです。