反り立つ壁に撃沈。


by nugueira

京太郎vsピーター

 藤本京太郎vsオケロ・ピーターによるボクシング日本ヘビー級王座決定戦、TBSの録画放送を見たので感想を。(ツイッターで「地上波放送あるの?」と投げっぱなし気味に聞いてみたらちゃんと教えてくれた方がいた。本当にありがとうございます。)

 1R、京太郎はややもっさりした出だしながらジャブとボディストレートをヒット。2Rも同様の展開で先手を取っていく。対するピーターは手数が出ないままラウンドが経過。
 3Rに入ると京太郎は徐々に相手のリズムをつかんできたか、右クロスも出始める。こうしてみると、K-1時代と同様の試合の組み立て方をボクシングでもやっているという印象。4Rには右ストレートから左ボディをコンビネーションで打ち込んでいき、完全にリズムに乗ってくる。
 優勢のまま迎えた6R、京太郎は右クロスでピーターが下がったところを見逃さず、左フックから右ストレートを打ち込みピーターからダウンを奪う。再開後も追撃の手を緩めず、右ストレートで2度目のダウンを奪ったところでレフェリーがストップ。56年ぶりの日本ヘビー級王座獲得をKO勝利で飾った。

 41歳のピーターが試合後に引退を表明したあたりからしても「京太郎に日本タイトルを獲らせるための試合」という図式だったと思うのだが、周囲の思惑にきっちりKOで応えてみせたのはお見事。一応次期挑戦者も決まっているようだけど、選手層の薄さという致命的なハンデを乗り越えてヘビー級を定着させられるかどうか。この辺は京太郎のみならずボクシング協会のお手並み拝見か。
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Commented by みゆパパ at 2013-07-30 09:28 x
なにせ、ヘビー級の日本ランカー4人ですからねw
オケロ引退で3人になります。

で、次防衛したとして、その次は?となるわけですねぇ。
国内王座の上ですと、東洋太平洋王座でしょうけど、去年惨敗した頃より強くなってるかというと、どうなんでしょうねぇ。
Commented by nugueira at 2013-07-30 22:22
>みゆパパ様
 私もランキング見ましたが、「えっ、4人もいるんだ!?」と逆に感心しちゃいました。まあヘビー級という階級に注目が集まるきっかけにはなりましたから、選手層はこれから徐々に厚くしていこうという狙いですかね。
Commented by なちょ at 2013-08-05 19:07 x
京太郎はピーターをよくKOしたと思いますよ、今までの日本人ヘビー級選手では想像することすら出来ませんでしたから。
本来ならスーパーミドルからライトヘビーが適正階級なんだろうけど、重量級活性化という名目を背負わされて無理やりヘビーでやらされているんだからちょっと気の毒な部分もある。重量級の人材集めを目的とした広告塔ですね。

でも日本のヘビー級は数々の失敗の歴史ですから正直うまくいく可能性は低いと思います。
http://wams.jp/kei/blog/diary.cgi

あとJBCや協会は京太郎とは直接関係は無く、色々しかけるのは業界内でも毛色の違うマネージャーの萩森氏です。以前小堀のマネージャーとして世界を獲ったんですが防衛戦と合わせて1億円近くを失ったのにまた業界に戻ってきた変わり者です。
http://ameblo.jp/bokurepo/page-5.html
Commented by nugueira at 2013-08-09 23:25
>なちょ様
 毎度ながら、情報提供ありがとうございます。大変勉強になります。
 萩森氏は元RISE王者のKENJIのプロモートもしているんですね。なんだか不安になってきました・・・。
by nugueira | 2013-07-29 23:55 | ボクシング | Comments(4)