反り立つ壁に撃沈。


by nugueira

ガルシアvsロペス

 エキサイトマッチの感想を。

 まずWBCシルバー・フライ級タイトルマッチ、エドガル・ソーサvsジョバンニ・セグラ。
 1Rはセグラがボディを起点に左右のパンチを振るっていくが、残り30秒でソーサの左がアゴを捉え、セグラの動きが一気に止まる。
 それでもセグラは圧力を止めず、ボディブローで攻めていく。前に出て先手を取るセグラにソーサもきっちり打ち返していく削り合いの展開に。
 4Rに入るとソーサはセグラが前に出てくるタイミングで上手く有効打を入れていくようになり、徐々にペースを握ってくる。6Rにはソーサの有効打の数が増え、パンチのコンパクトさで試合を制している感じ。
 7Rには反撃に転じたセグラに押し込まれる場面が増えたものの、勝負どころの8Rではソーサ自ら足を止めて打ち合い、盛り返すことに成功。
 オープンスコアは競った状態で終盤に突入するが、10Rにソーサがカウンターの右でセグラの前進を止めると、一気に連打を集め反撃。11Rにはセグラが完全に下がり始めるようになり、これで事実上勝負あり。セグラの追い上げを跳ね返したソーサが判定で防衛に成功。元世界王者同士の好勝負を制した。
 ソーサは八重樫の誌名挑戦者になるのが濃厚な気配だけど、八重樫にとっては楽じゃない試合になりそう。

 続いてWBO世界フェザー級タイトルマッチ、ミゲール・ガルシアvsファン・マヌエル・ロペス。しかしガルシアが計量オーバーによりベルト剥奪。ロペスが勝った場合のみ王座獲得という位置づけに。
 1R序盤はお互い様子見の展開。ロペスの右アッパーが入るが、終盤にガルシアもカウンター気味の左を入れる。
 2Rに入るとガルシアの左フックが当たりだし、飛び込んできたロペスのアゴを捉えてグラつかせると、鋭い踏み込みからワンツーを叩き込みロペスがダウン。ロペスはダメージをものともせず3Rも前に出続けるが、ガルシアはジャブと左フックでこれを迎撃。完全にロペスの動きをつかんできたか。
 そして迎えた4R、ガルシアは踏み込んでのワンツーを繰り返しクリーンヒット。一気に攻勢をかけるガルシアは右クロスを叩き込んでとどめの左フック。大の字にダウンしたロペスは立ち上がるものの、レフェリーがストップ。ガルシアが圧巻のKO勝利。
 まあルール的には「試合の前提が成立していなかった」ということになっちゃうのだが、それを差し引いてもお見事なKO劇。なんならガルシアは階級上げて内山とやるか?

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Commented by みゆパパ at 2013-07-26 13:27 x
ガルシアはすでにSフェザーに上げて、WBOタイトルへの挑戦が内定していたかと(正式にはどうだったか失念)
ウェイト超過でタイトルマッチ不成立にするという失態に対して、ベルト剥奪以外のペナルティが何もなく、すぐ上の階級でいきなりベルト挑戦させるとか、ちょっとどうなのって感じですよね。

それでもガルシアがSフェザーに上がってきたこと、マレスとガンボアがSフェザーで対戦するかも、なんてこともあり、
ちょっと過疎りつつあったSフェザーが盛り上がりそうなんですよね。

その輪に内山さんも入ってほしいところなんですけどねぇ・・・
by nugueira | 2013-07-25 23:33 | ボクシング | Comments(1)