反り立つ壁に撃沈。


by nugueira
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フロッチvsケスラー

 WBA・IBFスーパーミドル級王座統一戦、カール・フロッチvsミッケル・ケスラーをWOWOWで視聴。

 1Rは鋭いジャブの差し合いからお互い連打のチャンスを窺う展開。一瞬でも気を抜いた方の負けというヒリヒリした空気が伝わってくる、長谷川vsモンティエルのような緊張感。
 2Rに入るとフロッチのワンツーがヒットし、ここから一気に攻勢。3Rに入るとフロッチが常に先手を取るようになり、流れが傾きつつある雰囲気に。
 しかしケスラーは4R後半から強引に前に出て盛り返すと、5Rには左フックをヒット。5・6Rは印象に残る一発を入れるのはケスラー、手数はフロッチという展開で、ケスラーが取っていてもおかしくないか。
 7Rはケスラーの左が入ればフロッチも右を顔面に打ち込み、お互い一瞬動きの止まる場面が増える一進一退の攻防。しかしフロッチは後半に入るとパンチスピードが目に見えて落ちてくる。圧力でうまくカバーしている感じだが、手数も落ちてきて流れはケスラーに来ている印象。
 両者攻めつつも決定打がない10Rを経て、11Rにはケスラーの左フックを食らったフロッチが一瞬棒立ちに。最終R、先にクリーンヒットを入れたのはケスラーだが、フロッチがそこから逆襲に転じ、終盤には一方的にケスラーを攻め立てて試合終了。

 5、6、8、9、11Rがケスラーで、フロッチが残り7つを全部取っているかといったら微妙なところ・・・という印象だったが、判定は3-0でフロッチ。ただ、今ケスラーのラウンドとして挙げたものを含めて非常に競ったラウンドばかりだったので、この判定もある程度納得できるところ。ケスラーは敵地で勝つにはもっと明確な差をつける必要があったか。両王者の技術と意地がせめぎあう、見応えのある試合でした。
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Commented by みゆパパ at 2013-07-10 10:58 x
ある程度の地元裁定は致し方ないところですから。マルチネスの前戦なんて完全にそれに助けられた形ですし。
ケスラーがもっと押す展開を予想してたので、フロッチが上手く裁いたっていう意味でもたいしたもんです。
フロッチはビュテを粉砕してからいいキャリア積めてますね。
ちょっと調子乗って喋りすぎですけどw
Commented by nugueira at 2013-07-14 15:02
>みゆパパ様
 ボクシングではホームタウンデシジョンの存在は前提にしておく必要がありますしね。フロッチがそれも含めて試合の組み立てで上回っていたんでしょうね。
by nugueira | 2013-07-09 23:27 | ボクシング | Comments(2)