反り立つ壁に撃沈。


by nugueira
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UFC王者の平均ラウンド数

 少し前にUFCを見ていて(確かGSP対ディアスだったかな)、「UFC各王者の1試合平均ラウンド数を出したらどうなるんだろう」と思ったもののそのまま放置していたので、埋め草的なタイミングではありますが今回算出してみることに。

・王座or暫定王座を獲得した試合及び防衛に成功した試合が対象。アンデウソンが王座獲得後に行っているノンタイトルマッチ3試合は対象にしない。
・複数回王座に就いている場合、全ての在位期間が対象。敗れて王座を失ったときの試合は対象にしない。
・アルドとクルーズについてはWEC時代のタイトルマッチは対象にしない。

 というルールで各階級の現役王者について計算しました。

 ケイン・ヴェラスケス・・・平均2.3ラウンド(3試合)
 ジョン・ジョーンズ・・・平均3.2ラウンド(6試合)
 アンデウソン・シウバ・・・平均2.6ラウンド(11試合)
 ジョルジュ・サンピエール・・・平均4.1ラウンド(11試合)
 ベンソン・ヘンダーソン・・・平均5.0ラウンド(4試合)
 ジョゼ・アルド・・・平均4.0ラウンド(4試合)
 ドミニク・クルーズ・・・平均5.0ラウンド(2試合)
 ヘナン・バラオン・・・平均4・5ラウンド(2試合)
 デメトリウス・ジョンソン・・・平均5.0ラウンド(2試合)
 ロンダ・ラウジー・・・平均1.0ラウンド(1試合)

 試合時間を秒単位まで計算して「平均○ラウンド○分○秒」の方がより正確かな、という気もしたが計算が面倒なのでまあこんなところで。

 出しておいてから言うのもなんだが、自分としては「早いラウンドで決着しているからいい、遅いからダメ」というつもりは全くなく、それこそGSPみたいに力の差を見せ続けたまま5ラウンド相手を圧倒するのもまた「絶対王者」の一つの姿だろうと思う。
 一方で「判定ダメだよ、KOじゃなきゃ」というのも格闘技ファンの素直な気持ちのはずで、平均フィニッシュラウンドの短さは一つの評価指標としていいのでは。そういう意味で奇しくもタイトルマッチで最多の11勝を記録しているアンデウソンとGSPの2人が対照的な数字を示しているのはなかなか面白いところだと思う。GSPの場合、セラ戦でKO負けして以降リスクのある戦い方を避けているのが影響しているんだろうけど。

 あと、バンタム級以下及びヘビー級のサンプル数が少ないので断言しにくい部分はあるものの、やっぱり階級が軽くなるほど平均ラウンド数が多くなる(というか判定決着が多くなる)傾向が見てとれる。ライト級以下のタイトルマッチはPPVじゃないナンバーシリーズ以外の大会で組まれることが最近増えているけど、やっぱりこの辺が影響しているのだろうか。特にタイトルマッチの4勝全て判定勝ちのベンヘンはある意味「本物」。こうなると判定勝利での連勝をどこまで伸ばすのか、という観点で楽しみになってくるから不思議。

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Commented by みゆパパ at 2013-06-23 00:50 x
うわっ、これは何気に凄いデータですよ。
見せられた瞬間唸っちゃいました。

ベンヘン、デメトリウスの試合をいつもつまらないと思っていた自分としては、その根拠を実証してくれました。

唯一、何故かGSPの試合をつまらないと思ったことがないんですよね。
そこがやはりGSPの凄さなのかな、と思ったりして。

あと、アルドの平均4.0がとても以外でした。
Commented by nugueira at 2013-06-23 22:17
>みゆパパ様
 本文でも少し触れましたが、GSPの場合「終始力の差を見せつけている」「その気になればKO・一本を取れそうなのをわざとセーブしている印象を与える」のが他の判定決着と違う点ですかね。アルドはメンデス戦のKOがインパクト大きいですが、他の防衛戦は全て判定勝ちなんですよね。
by nugueira | 2013-06-22 23:50 | UFC | Comments(2)