反り立つ壁に撃沈。


by nugueira
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UFC on FUEL TV 10の感想

 facebook中継や無料開放デーで見れたFOXbsによりあらかた試合をチェックできたので、感想を。

アントニオ・ブラガ・ネト○-×アンソニー・スミス(1R 膝十字)
 力ずくのテイクダウンに成功したネトがすぐさま膝十字に移行し、スミスはたまらずタップ。ネトが電光石火の一本勝ち。通常の興業なら一本勝ち=即サブミッション・オブ・ザ・ナイトとなることが多いが、今大会はこの後が凄かった・・・。

カイオ・マガリャエス○-×カーロス・ヴェモラ(2R 裸絞め)
 ギロチンを狙うマガリャエスだが、ヴェモラはそれを引き抜くとパウンドの雨あられ。マガリャエスは下から三角などを狙うがいずれも外され、ヴェモラに攻められ続ける。終盤にはマガリャエスが再三ギロチンを狙うも決まらず。ちょっと同じ技に固執し過ぎか。
 しかし2Rに入ると一転してマガリャエスが逆襲に転じ、テイクダウンに成功するとスルスルとバックを奪って最後は裸絞めで一本。やはりブラジル大会のブラジル人選手は強さ3割増しか。

ホドリゴ・ダム○-×廣田瑞人(判定)
 1Rに廣田がパンチ連打でダムを下がらせるものの、ダムの左フックで逆に廣田がグラつく。ダムはタックルは斬られるものの、スタンド勝負では廣田と五分どころか押し気味に進めてる印象。
 3Rも廣田はダムのタックルを切ってスタンド勝負に持ち込むものの、終了間際にダムがジャーマンスープレックスに成功。これが決め手になったかどうかはともかく、判定はスプリットでダムが勝利。
 廣田はタックルは切り続けたものの、「勝つ試合」まではできていなかったか。というかスタンド中心の展開に持ち込んだならそのまま押し切らなきゃダメで、逆に一発もらっちゃっていたのが何とももったいない。さすがにこれでリリースか。

ゴドフレド・ペペイ×-○フェリペ・アランテス(1R TKO)
 上を取ったアランテスがパウンドで猛攻。ペペイが一度はスイープに成功するものの、TKシザースのようなムープから再度スイープしたアランテスがパウンドの肘連打でペペイを粉砕。

ハファエル・アスンソン○-×ヴァウアン・リー(2R 腕十字)
 1Rは中盤まで両者目立った攻勢がなかったものの、終盤に上を取ったアスンソンのラウンド。やや強引だがパンチからテイクダウンへのつなぎが上手い。
 2Rも引き続きアスンソンが攻勢。ケージに押し込む際の攻防で額をカットしたものの、テイクダウンからマウントを奪い、最後はスルリと腕十字に移行して一本。

ロニー・ジェイソン○-×マイク・ウィルキンソン(1R 三角絞め)
 ジェイソンのフックにタイミングよくタックルを合わせたウィルキンソンがテイクダウン。しかしジェイソンが素早く下からの三角に移行し、そのままウィルキンソンを締め落として一本。あれか?ブラジルの小中学校は柔術が必修科目にでもなってるのか?

ダニエル・サラフィアン○-×エディ・メンデス(1R 肩固め)
 以前は宅配便の仕事をしていたというメンデスに矢野アナが命名したニックネームは「アメリカの佐川男子」。しかし試合が始まってみると、組み合いからバランスを崩すように倒れたメンデスに対しサラフィアンがトップを奪い、そのままマウントに移行して肩固めで一本。

エリック・シウバ○-×ジェイソン・ハイ(1R アームバー)
 ハイのタックルを切ったエリックはそのままバックへ。ハイが振り落とそうとするものの、エリックは滑り落ちながら三角絞めの体勢へ移行し、最後はアームバーで一本!
 決まり手こそアームバーだったものの、バックからの三角って初めてみた。この日は会場に「サブミッションの神様」が下りてきちゃったかな。

チアゴ・シウバ○-×ハファエル・フェイジャオン(1R KO)
 wikiの表記がハファエル・カバウカンチだったので完全にスルーしてたが、フェイジャオンのことだったのね。
 序盤から打撃でのぶつかり合いとなるが、いい動きを見せていたのはフェイジャオン。鋭いパンチ連打を打ち込む一方、チアゴのパンチはうまく距離を外していく。しかしなおも前進を止めないチアゴはローの連打でリズムをつかむと、一気に反撃。最後はケージ際に詰めて左フックから右アッパーの連打を打ち込んで逆転KO勝利。フェイジャオンは序盤が良かっただけにもったいない感じ。

ウィリアム・パトリーノ×-○レオ・サントス(2R 肩固め)
 サントスはなぜかPRIDEのテーマ曲で入場。いや、お前はむしろ「シャキーン」の効果音で入ってこなきゃダメだろ。一方のパトリーノは風貌がランデルマンに似てる。
 1Rは打ち合いの展開からパトリーノが繰り返しテイクダウン。サントスは先にテイクダウンを取られてしまうようだとキツい。
 2Rに入るとサントスがスタンドで押し始めるもののパトリーノはテイクダウンで応戦、と互いの持ち味が何なのかよく分からなくなる展開。しかしラウンド終盤にサントスがようやくテイクダウンに成功するとマウントから肩固めに移行。一本勝利でTUF優勝を果たした。見よ!これが戦極ファイターの強さだ!(超適当)

アントニオ・ホドリゴ・ノゲイラ×-○ファブリシオ・ヴェウドゥム(2R 腕十字)
 打撃戦からヴェウドゥムがテイクダウンすると、両者回転体の攻防を展開。再びスタンドに戻ると、両者ほぼ五分の攻防で1R終了。ヴェウドゥムの方が動きはいいが、ノゲイラも自分から圧力をかけていき思った以上に善戦しているか。
 2Rもスタンドの攻防となるが、ノゲイラがチョークの体勢で引き込んだ後、それを抜いたヴェウドゥムが上をキープ。バックから腕十字の体勢へ移行すると、最後はやや見えにくい状態ではあったもののノゲイラの腕を伸ばし切りレフェリーがストップ。ヴェウドゥムが一本勝ちでTUFコーチ対決を制するとともに、7年前のリベンジを果たした。
 ヴェウドゥム勝利は予想していたが、ここまでガッツリ寝技をやってくれたのは意外。やっぱり今日は興業全体にそういう流れというか空気が出来上がっていたのだろうか。フィニッシュシーンは多少議論にはなるだろうけど、ノゲイラにとってはあの体勢に持ち込まれたこと自体が負けとも言える。勝ったヴェウドゥムを讃えるしかない一戦だった。

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Commented by みゆパパ at 2013-06-10 21:50 x
真偽のほどは分からないのですが、ノゲイラが口頭でギブアップしたとか。
ともあれ、グラウンドでヴェウドゥムの動きについていけてなかったですし、スタンドでも膝がガクガクで横の動きが全くできてないように見えました。
ヴァンダレイと同じで、PRIDE時代からの過酷な戦いでダメージが蓄積されているようで、二人とも引退して欲しいというのが正直なところです。
Commented by nugueira at 2013-06-13 23:20
>みゆパパ様
 ヴェウドゥムとの差は如何ともしがたい感じでしたが、個人的には1ラウンドKO負けを覚悟していたので「頑張った」という印象になっちゃうんですよね。このクラスの選手の引き際は本当に難しいです。
by nugueira | 2013-06-09 19:31 | UFC | Comments(2)