反り立つ壁に撃沈。


by nugueira
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クィリン&ガルシア

 エキサイトマッチを録画視聴。まずはWBOミドル級タイトルマッチ、ピーター・クィリンvsフェルナンド・ゲレロ。
 1Rはやや様子見の展開。と思ったら2Rにクィリンの右がカウンターでヒットしゲレロがダウン!何ちゅうパンチだ。クィリンはこの後も追撃の連打でゲレロを吹き飛ばすようにダウンさせ、一気にペースを握る。
 クィリンは連打よりは狙い澄ました一発で攻めるタイプで手数は抑えめなのだが、それでもゲレロの打ち終わりにきっちり右を合わせてくるのが怖い。一方のゲレロもワンサイドな展開にはさせず結構パンチを入れてるんだけど、クィリンは多少のパンチを食らってもものともせず反撃。何か見ているうちに「ボクシングが強い」というより「生き物として強い」という印象すら受けてくる。
 迎えた7R、ゲレロが踏み込んできたところにクィリンがドンピシャのタイミングで右アッパーをクリーンヒット。ダウンから何とか立ち上がるもののダメージの残るゲレロにさらに攻め込み、通算4度目のダウンを奪ったところでレフェリーストップ。終わってみれば圧倒といっていい勝ち方で防衛に成功。ミドル級ということでまたも言わせてもらうが、村田は本当にこんな連中と渡り合っていくつもりなのか?

 続いてWBC・WBAスーパーライト級タイトルマッチ、ダニー・ガルシアvsザブ・ジュダー。
 序盤は細かい出入りと手数で攻めるジュダーに、ガルシアは右の一発を狙っていく展開。ジュダーはいい動きを見せ、3・4Rはフットワークを駆使してガルシアに自分の間合いを作らせず、完全にペースを握る。
 思い切って距離を詰めたいガルシアだが、その狙い通りに5Rは執拗にボディを打ち続けてから右フックをヒットさせジュダーをグラつかせる。これで一気に流れを変えたガルシアは6R開始早々にジュダーをコーナーへ詰めると、一方的な猛攻。ダウン寸前まで追い込まれたジュダーは7Rに多少持ち直すものの、8Rにジュダーが踏み込んだところへガルシアの右が入りジュダーが遂にダウン!
 これでもはや勝負ありかと思えたが、終盤戦は再び持ち直したジュダーがまさかの反撃。ガルシアのガードをすり抜けるようなワンツーをヒットさせ、最後の3ラウンドはジュダーが奪い返し試合終了。
 結局ダウンの貯金もあってガルシアが判定3-0の逃げ切り勝利を果たしたものの、どちらかというとジュダーの大善戦が印象に残った試合。失礼ながらガルシアがオールドネームを一方的に食ってお終いの試合かと思っていたのだが、凄い試合を見てしまった。やっぱりスーパーライト級は層が厚くて面白いね。

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Commented by みゆパパ at 2013-06-02 13:09 x
テクニック的にはGGGやマルティネスに比較すれば十分対峙できるのではと思います。
問題はGBP参加のクイリンとの試合が組めるの?ってことかと。

ジュダーも一時代を築いた天才ボクサーですからね。一方的にはさせない老獪さが見られていい試合でした。
マティセ×ガルシアが楽しみですねー
メイ×カネロのアンダーでやるとの噂もありますが、すっごい興行になりそう。
Commented by nugueira at 2013-06-02 20:18
>みゆパパ様
 ジュダーは完全に「過去の人」という視点で見ていたのですが、失礼極まりなかったですね。スーパーライト級は楽しみな組み合わせがいくらでも出てくるので楽しみです。
by nugueira | 2013-06-01 23:03 | ボクシング | Comments(2)