反り立つ壁に撃沈。


by nugueira

アルバレスvsトラウト

 先週のエキサイトマッチでやっていたWBC・WBAスーパーウェルター級王座統一戦、サウル・アルバレスvsオースティン・トラウトを視聴。

 距離を取ってパンチを繰り出すトラウトに、鋭く踏み込んで一発を打ち込もうとするアルバレス。1Rはアルバレス優勢の印象だが、動きの読み合い・フェイントの掛け合いがヒリヒリとした空気を生み出す。
 2Rに入るとアルバレスが踏み込むリズムをつかんできたのか有効打の数を増やし明確にラウンドを取る。しかし3R以降はトラウトもアルバレスの動きを読み始めたのか目立つ有効打をもらわなくなり、アルバレスは空振りが増えてくる。とはいえトラウトはアルバレスに押されて下がる場面が多く、個人的には1~5Rまでアルバレスが取った印象。
 6Rに入るとアルバレスは攻め疲れか手数がガクッと減り、トラウトが猛反撃。ラウンド終了間際にアルバレスがアッパーを入れる場面はあったものの、このラウンドはトラウトか。こうなると後半流れが変わってくるかも…と思った7R開始早々、アルバレスの右をまともにくらったトラウトがよろめくようにダウン!立ち上がった後もダメージは深そうな様子で、試合の流れが一気にアルバレスに傾いてくる。
 アルバレスはポイント的に逃げ切れると踏んだのか、8R以降は攻めるラウンドと休むラウンドをはっきりと使い分けてくる。持ち直したトラウトが手数を出し続けるのだがアルバレスも上体の動きを使った巧みなディフェンスで有効打をもらわず、要所要所の一発でトラウトの動きを止めるという展開のまま12Rが終了。個人的採点では6・8・12Rがトラウトで、後半は手数重視でトラウトがもっと取っていてもおかしくないかな・・・と思ったが、ジャッジも最大9ポイント差がつき3-0でアルバレスが王座統一。

 アルバレスはこれまで勝負所の思い切りのいい攻めで勝っていたイメージがあるんだけど、今回は遠い間合いからパンチを打ってくる相手と競り合いつつ判定勝利。ディフェンス技術も含めて、こういう戦い方もできるボクサーなのか、と驚かされた。まあそうじゃなきゃ43戦無敗のキャリアは積み重ねられないだろうけど。
 この階級で無敗となればメイウェザーの「ファイナル・カウントダウン」の相手として当然名前が上がってくるはずだが、実現のタイミングは果たしてあるのだろうか。
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Commented by みゆパパ at 2013-05-30 10:06 x
カネロはメイウェザーと絡まなくてもそれなりに稼げるようになってきましたからね。
ウェイトの件で主張しあってるみたいなんで実現は微妙ではないでしょうか。

メイウェザーには、下から上がってきてる選手とのほうが面白い試合が見れそうで期待しています。ブローナーとかマティセとか。
そしてカネロにはむしろ階級上げてもらって、ミドルの強豪との試合が見てみたいです。
Commented by みゆパパ at 2013-05-30 14:44 x
↑こんなコメント偉そうに出したところですが、
メイウェザーがカネロを指名した、なんていうニュースが・・・

さて、どうなることでしょうか。
Commented by nugueira at 2013-05-31 23:12
>みゆパパ様
 凄いタイミングで試合決定のニュースが入ってきて、私も驚いています。正直もう少し後回しにするのかと思っていました。これについては改めてエントリを書かせてもらいます。
by nugueira | 2013-05-28 23:19 | ボクシング | Comments(3)