反り立つ壁に撃沈。


by nugueira
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UFC160の感想

 今回は実家(WOWOW未契約)にいたためWOWOWオンデマンドを初視聴。便利な世の中になったもんだ。

ブライアン・ボウルズ×-○ジョージ・ループ(2R TKO)
 1R終盤にボウルズがパンチでダウンを奪いギロチンを極めかけた場面はあったものの、これを除くとループの方がリーチ差を活かした戦いを展開していた印象。
 迎えた2R、相討ち気味のタイミングでループが左をヒットさせ、ボウルズは吹っ飛ばされるようにダウン。すぐさまループがロングリーチを活かしたパウンドを叩き込みレフェリーがストップ。バンタム級転向2戦目で元WEC王者を破る金星を挙げた。
 ループは前回の試合に比べバンタム級へのアジャストが急速に進んだ感じ。この勢いだとタイトル戦線も意外とすぐ視野に入ってくるかも。

ドナルド・セラーニ○-×K.J.ヌーン(判定)
 スタンドの攻防で試合が進んでいくが、セラーニはタックルも交えながら離れ際のヒザ、パンチからのハイと多彩なコンビネーションでペースを握っていく。ヌーンとしては展開を変えたいところだが、スタンドで劣勢だと糸口が見えてこないか。
 2Rに入るとヌーンは出血で視界が悪くなったのかパンチの被弾が増え、ラウンド終盤にはセラーニがテイクダウン。サイドから肘を落とし続けたところでラウンド終了。ダメージの深いヌーンに対し、セラーニは3Rも開始早々テイクダウン。2Rのプレイバックのようにパウンドと肘を落とし続け、判定で完勝。破竹の勢いを見せるストライクフォース勢を難なく退けてみせた。セラーニはパンチからヒザ、タックル、テイクダウンと攻撃のつなげ方が完璧で、スタンドの打撃一辺倒だったヌーンとの差を見せた形。

グレイ・メイナード×-○T.J.グラント
 開始からメイナードが鋭い踏み込みからのパンチを振るっていく。グラントもしっかり打ち返してはいるもののメイナードのペースか…と思った途端、グラントの右フックを食らったメイナードがダウン。何とか立ち上がろうとするメイナードにグラントは追撃のラッシュを仕掛け、最後は連打をもらったメイナードが再びダウンしたところでストップ。グラントがわずか2分少々でメイナードを撃破。
 これはもう右一発で試合をひっくり返したグラントを誉めるしかないか。タイトル挑戦権獲得も納得の試合内容。メイナードはエドガー戦のダメージで打たれ弱くなっちゃってるのかな。

グローヴァー・テイシェイラ○-×ジェームス・テフナ(1R ギロチンチョーク)
 スタンドの攻防からタックルに行ったテイシェイラがテイクダウン。サイドを奪い、最後はテフナの立ち上がり際をギロチンに捕えてそのまま一本。隙のない試合運びで一本勝ち。テイシェイラとグスタフソンで挑戦者決定戦やればジョーンズへの挑戦者として説得力が出てきそうな気もするのだが。

ジュニオール・ドス・サントス○-×マーク・ハント(3R KO)
 予想通りの打撃戦からスタート。ハントの左のタイミングがうまく合っているようにも思えたが、ドス・サントスの右のオーバーハンドがヒットしハントがもんどりうつようにダウン!普通ならこれで試合が終わっているはずだが、ハントはすぐさま立ち上がるとドス・サントスの追撃を許さず試合再開。どういう身体の構造をしているんだ。
 ドス・サントス優勢ながらハントも鋭い一発を入れかける場面があり、まだまだ予断を許さない空気のまま2Rへ突入。しかし2Rに入るとドス・サントスのジャブが面白いようにハントを捕えるようになり、気づくと完全にドス・サントスのペースに。ラウンド終盤にはドス・サントスがテイクダウンからハントを削り続け、ハントは相当消耗している様子。
 とはいえタフなハントを仕留めるのは簡単ではないはずで、このまま判定か…と思った3R、ドス・サントスがジャブでハントをグラつかせると、最後はなんと後ろ回し蹴り。前頭部をかするような一撃を食らったハントは大の字にダウンし、ドス・サントスが完全決着のKO勝利。1Rでハントの尋常じゃないタフさが改めて証明された後だけに、そのハントをKOしたドス・サントスの強さが際立った一戦。

ケイン・ヴェラスケス○-×アントニオ・シウバ(1R TKO)
 ヴェラスケスがタックルに行くものの、ビッグフットはそれを振りほどいてスタンドを続行。さすがに前回と同じ轍は踏まないか・・・と思った矢先、ヴェラスケスの右フックがアゴにヒットしビッグフットが膝をつくようにダウン。すぐさまバックを取ったヴェラスケスがパウンドの嵐を打ち込んだところでレフェリーがストップ。前回と形は違えど、1R決着でビッグフットを返り討ちにしたヴェラスケスが防衛に成功。タックルに頼らずとも、ビッグフットは敵ではなかった。
 ヴェラスケスの次戦はドス・サントスとの3度目の決戦が濃厚な模様。ノゲイラvsヴェウドゥムの勝者やネルソンを先に挑戦させてもよさそうな気もするが、この2人の「名勝負数え歌」はハズレなしなのが目に見えてるからまあ妥当な選択か。またも展開・勝敗とも予測不能な激戦になりそう。

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Commented by gsp at 2013-05-27 20:55 x
ハントさんは本当に男でした…シガーノの打撃のレベルの高さを再認識させられる試合でしたね。
負けたとはいえハントはヘビー級のベスト10には確実に入っているでしょうし、がんばってほしいです!
ペイザォンはべらべらとうるさいのでちょっとすっきりしました。シガーノとベラスケスの2強時代はしばらく続きそうですね…
Commented by みゆパパ at 2013-05-28 09:48 x
ハントの負けには相当切なくなってしまいまいした。
しかも判定ならまだしも、最後のパウンドで完全に効かされてのKO負けですからね。

そりゃ嬉しかったんでしょうけど、試合後のあの浮かれっぷりを見て、ちょっとドスサントスが嫌いになりましたw
少しはハントの状態気にしろよ!

ヴェラスケスよ次回は完全決着頼むぞ!
Commented by nugueira at 2013-05-31 23:11
>gsp様、みゆパパ様
 ハントのあの負け方は衝撃でした。それこそミルコのハイキック食らっても立ってた男が・・・。
 ヘビー級は相当層が厚くなってるのは確かなんですが、それでもヴェラスケスとドス・サントスは頭一つ抜けちゃってますね。
by nugueira | 2013-05-26 23:03 | UFC | Comments(3)