反り立つ壁に撃沈。


by nugueira
カレンダー
S M T W T F S
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30 31

ビロリアvsエストラーダ

 先週のエキサイトマッチを録画視聴。今回もマカオの興業。やはり今後はベガスと並ぶボクシングのメッカになっていくのだろうか。

 まずは北京・ロンドン両五輪金メダリスト、ゾウ・シミンのプロデビュー戦。出だしから軽快な動きのゾウは相手のパンチの間合いをスッと外し、打たせずに打つきれいなボクシングを展開。五輪金メダリストという経歴から正統派のスタイルを想像していたのだが、上体を大きくスウェーさせてパンチをかわしてからカウンターを入れるなどちょっとハメドっぽい動き。
 結局ダウンは最後まで取れなかったものの、フルマークの判定でゾウがプロ白星発進。ほどほどの相手があてがわれていたであろう点などは割り引いて考えておく必要があるだろうけど、上々のパフォーマンスといっていい内容。このスタイルで勝ち続けたら人気出るだろうな。

 続いてWBA・WBO世界フライ級タイトルマッチ、ブライアン・ビロリアvsファン・フランシスコ・エストラーダ。
 1Rはエストラーダが手数を出していい動きを見せるものの、要所要所でいいパンチを入れたのはビロリア。しかしエストラーダの動きは落ちず、2Rも常に先手を取り続ける。3Rはビロリアがしつこいボディ攻めを見せれば、4Rにはエストラーダの右ストレートがヒット!しかしラウンド終盤にはビロリアも攻め返し、両者一歩も引かない好勝負に。
 中盤も一進一退の攻防が続き、6Rにビロリアがボディーを突き刺せばエストラーダは近距離でのアッパー。二人とも実にいい攻撃を繰り出していく。
 7Rにビロリアが右の強打をヒットさせチャンスをつかむものの、その後が攻めきれない。逆に8Rにはエストラーダがショートアッパーを連打し、ビロリアはちょっと効いた様子。
 8Rのダメージが効いたのか、9Rからビロリアの手数が鈍り、遂に均衡が崩れてくる。エストラーダは8Rと同様ショートアッパーを起点にした連打で攻めていき、8R以降はすべてエストラーダが取った印象で試合終了。判定ではなぜか一者ビロリアに付けていたもののスプリットでエストラーダが勝利。番狂わせの王座交代劇を実現させた。
 ビロリアも前半の動きはよく、所々でいい一発は入れていたのだがその後が続かず、エストラーダの手数と回転力に完全に飲み込まれてしまった形。これはもう勝ったエストラーダを褒めるしかない試合内容。

 残る1試合はWBO世界スーパーフェザー級タイトルマッチ、ローマン・マルチネスvsディエゴ・マグダレノ。1Rはクリーンヒットはなかったものの手数と圧力でマルチネス。と思ったら次がいきなり4R。なんだよ、ダイジェストかよ。
 その4Rにマルチネスがワンツーを打ち込んでダウンを奪取。やや大振りな感じのするマグダレノに対してマルチネスはコンパクトなパンチで丁寧に組み立てていき試合をリード。8R終盤にマグダレノのパンチを食らう場面はあったが、その後も建て直して優勢に進めていく。マルチネスは圧力のかけ方が上手く、ガツガツ前に出ているという感じはしないのだが気づくと自分の間合いでパンチを打っている。
 結局このまま終始プレッシャーをかけ続けたマルチネスが判定で防衛に成功。強いけど少々物足りない感じもする。そういえば内山と同階級なわけだが、これなら統一戦やったら内山が勝ちそう。今はIBFやWBO王者でもそういう目線で見れるから楽しいね。
[PR]
Commented by みゆパパ at 2013-05-25 16:46 x
ガンボア戦がなさそうな内山の進む道は、防衛記録更新&他団体統一しかないでしょうから、そのうちやりそうですよね。
むしろ4団体統一とかしたら、さすがに世界に注目されてビッグマッチ実現もありえますよね。
WBAはいい加減暫定との統一選とか無駄なことさせないでほしいですよ。
Commented by nugueira at 2013-05-26 08:51
>みゆパパ様
 確かに今後内山にやってほしいのは他団体王者狩りなんですよね。正直ビッグネームもいないので、勝算も十分ありそうですし。
by nugueira | 2013-05-23 23:45 | ボクシング | Comments(2)