反り立つ壁に撃沈。


by nugueira

サムライ、海を渡る

 小見川道大、大塚隆史、吉田善行が韓国で試合を行うことが相次いで発表。

 まず最初に自分のスタンスを明らかにしておくと、日本の選手はどんどん海外に出ていくべきだと思っている。最高峰の舞台であるUFCを目指すのは競技者として当然の発想だし、それに次ぐbellatorという存在もある。
 この「2大メジャー」、特にUFCは最近枠が窮屈になりつつあるようなので、引っ張ってもらえる実績を作るためにそれ以外の海外団体に挑むのも当然賛成。むしろ、高谷や川尻の名前がこういう流れの中に出てこないのが歯がゆく感じられる。
 ただそれはそれとして、国内団体の「空洞化」が今後はますます露骨になっちゃうのかなあ・・・という不安も。海外向けのアピールの場として日本の団体が機能しなくなるのは選手育成の意味でも中長期的に悪影響が出てきそう。

 原因は何かと考えると、やっぱりケージか否か、というのが大きいのかなあ。北米向けのアピールを考えた場合、リングの団体で試合を重ねても近道にはならないし・・・という発想になるのはある意味当然の流れだろうし。「リング・ケージ論争」なんてもはや誰も言わなくなった今、国内団体もさっさとケージに切り替えるべきタイミングなのは間違いないはずなんだけど。もっとも現場の関係者もそんなことは百も承知で、コストや会場との兼ね合い等、色々な制約と戦っているのであろうことは想像がつきますが。

 もちろん国内の団体が頑張っていないなどと言うつもりはなく、VTJやDEEP CAGEは定着に向けた歩みを進めている段階だし、パンクラスはリングであってもUFCへのルートを築きつつある。早くこの辺の流れが軌道に乗って、「国内で戦う先に北米が見える」状況になるのが望ましいのだが・・・。やっぱり当面、「北米を目指すためにまずはアジアへ」という展開にならざるを得ないのかな。
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by nugueira | 2013-05-14 23:31 | その他(総合・寝技系) | Comments(0)