反り立つ壁に撃沈。


by nugueira

井岡も強し

 WBA世界ライト・フライ級タイトルマッチ、井岡一翔vsウィサヌ・ゴーキャットジムをテレビ観戦。(録画予約を忘れたため宮崎の試合は見れず。)

 1R、井岡はどっしり構えて落ち着いた動きでの出だし。明確なクリーンヒットはなかったが先手を取り続けた井岡のラウンドか。
 2Rに入るとウィサヌがボディストレートを多用。井岡もボディを返して削り合いの展開になるが、手数でウィサヌが取ったかなという印象。
 井岡はけっこうボディもらっちゃったけど先々大丈夫かな?と思った3R、井岡はこれまでの攻防でウィサヌの動きを見切ったのか、距離を完全にコントロール。ウィサヌのボディが全く当たらなくなり、井岡が一方的に有効打を入れ続ける。この辺の対応力の早さが井岡の真骨頂か。
 ペースを握った井岡は4Rに入ると連打の回転数を上げ、完全に勢いに乗ってくる。ウィサヌもしぶとく、5R以降はラウンド後半にきっちり反撃を見せるようになるが、ポイントを取るほどではないか。
 延長録画に失敗したため8Rは飛ばし、迎えた9R。井岡がさらに攻勢を強め有効打を次々入れていくと、最後は右ボディアッパーがグサリ。ここまでなかなかの打たれ強さを見せてきたウィサヌも遂に限界を迎えたか、吹っ飛ぶようにダウンすると仰向けのまま起き上がれず。説得力満点のKOで井岡が防衛に成功。

 いやー、世界戦のボディブローKOを3日で2回見れるとは思わなかった。井岡は終始きれいなボクシングを見せ続けて、かつ最後にきっちりKOで仕留めたのが凄い。内山と同じく、序盤に相手がいいパフォーマンスを見せていようが「最後にはどうにかしちゃうんでしょ?」と思わせるオーラが漂ってる。本当に強い王者だわ。
 こうなるとやっぱりロマゴン戦への期待が高まってくる。今回の試合を見ると、ロマゴン相手でも序盤を凌げば井岡が間合いをコントロールしちゃうのでは・・・とも思えてくるのだが。井岡陣営は果たしてどう出るか。

 日本人王者の防衛戦はしばらくないのかな。人気ブログランキングへ
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Commented by みゆパパ at 2013-05-09 10:22 x
井岡はロマゴン回避で、
「TBSと組んでると結局こうなるのね」的な感じでちょっと魅力半減してたんですけど、
試合自体は亀田とは違って本当に観てて面白いんですよね。

3階級制覇&八重樫とのリマッチのほうがお茶の間にはウケそうですね。
っていうか宮崎も階級上げそうですし、陣営はきっとその方針でしょうね・・・予想が外れてくれるといいのですが。
Commented by ysjoooji at 2013-05-09 22:24
彼のあの距離セッティングは素晴らしいですね。
それと近距離のガード反応の良さ。
グローブと前腕、上腕と肘で上下のコンビネーションを見事にガードしてました。
それもかなりの反応速度で。
右ストレートに被せる左クロスでやや深めにもらったシーンもありましたけど、ほぼクリーンヒット無かったですもんね。

ラウンド重ねるごとに支配していったのが個人的に見てて非常に面白かったです。

良い選手です。
Commented by nugueira at 2013-05-12 18:07
>みゆパパ様
 どうも年内の3階級制覇狙いが既定路線になりつつありますね。ロマゴン回避は井岡の父親の意向、という噂も聞きましたが。

>ysjoooji 様
 終始「きれいなボクシング」を徹底していたのが心地よかったです。八重樫戦ではラフな展開に持ち込まれても凌ぎ切りましたし、展開への対応力・試合中にペースチェンジする能力がすごく高いボクサーなんでしょうね。
by nugueira | 2013-05-08 23:34 | ボクシング | Comments(3)