亀田vsパノムルンレック
2013年 04月 07日
亀田は序盤からボディを多用し、2Rは両者近距離からショートアッパーの応酬。亀田には珍しいゴリゴリした打ち合いだが、こういう展開に持ち込んじゃって大丈夫か?
3・4Rはパノムルンレックがボディー攻めを嫌がる様子を見せていたものの、5Rからは一転してパノムルンレックのペース。丁寧にジャブを突いていくパノムルンレックに対し、亀田は手数が出ず劣勢を強いられる。
7Rに亀田のショートアッパーが当たりだし挽回するものの、8Rは再びパノムルンレック。9Rも手数でパノムルンレックが押していくと、10Rはようやくフットワークとジャブを使い出した亀田が反撃・・・とポイント的には一進一退のまま終盤戦へ。11Rは再度手数を増やしてきたパノムルンレックが一方的に連打する場面を作り優勢。最終12Rは亀田が再び距離を取って戦い、やや優勢な印象で試合終了。
個人的採点では114-114のドローで、判定はスプリットで亀田が防衛に成功。おそらく再びバッシングを呼び込むんだろうけど、内容的にほぼ互角の勝負だったのは確か(まあこっちも無意識のうちに「微妙なラウンドは全部亀田」という目で見ちゃってるのかもしれないけど。)。
1ラウンドごとに優劣が入れ替わる後半のシーソーゲームは非常に見応えがあったし、ここ数年の亀田の試合の中では抜群に面白かった・・・というまとめ方で終わらせてしまうのは亀田に対して甘すぎるのだろうか。
リングサイドにいたダルビッシュもどきのせいで試合に集中できなかった。人気ブログランキングへ
自分の採点では2ポイント差でタイ人の勝ちでしたが、ホームですし、亀田選手の防衛でも問題ないと思いました。バッシングはすでに起こっているようですが、なんだかんだで亀田選手はバンタムの日本人選手の中でも上位の実力はあるんだろうな、と感じました。
帝拳と日テレも、それを狙ったんでしょうけどw
タイ人は後半ペース配分を考えてラウンドごとに緩急をつけていた感じですが、結果的にあそこで攻め切れなかったのが響きましたね。
亀田は批判を吹き飛ばすようなKO防衛ができればいいんですが、スタイル的に難しいでしょうねえ。
>みゆパパ様
いやもう、帝拳・日テレの狙いがドンピシャですよ。亀田サイドは今後は試合スケジュールの組み方をよく考えた方がいいですね。
判定で無理矢理勝ちに成るのが苦しそうだし。
強い日本人との対戦は亀田サイドにとって全く旨味がないですからね。実現の可能性は低いと思います。山中と対戦したらシャレにならない結果になるでしょうし。