反り立つ壁に撃沈。


by nugueira
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UFC158の感想②

ジョルジュ・サンピエール○-×ニック・ディアス(判定)
 1R開始早々、GSPが完璧なタックルでテイクダウン。ニックの下からの仕掛けも確実に潰し、トップポジションやバックをキープし続け肘・パウンドを落としていく。1Rはニックはほとんど立ち上がる隙も与えられないまま終了。
 2RもGSPが易々テイクダウンを奪い、1Rの再生VTRのようにポジショニングでニックを圧倒。試合前は舌戦を繰り広げたものの、いざ始まってみればGSPが冷徹なまでに完璧な試合運び。もう見ててほれぼれしてくるレベル。
 3RになるとニックがようやくGSPのタックルを切るようになってくる。GSPはならばとジャブを突き刺していくが、ニックのパンチも当たるようになり、GSPは打撃戦を嫌がるかのようにテイクダウン。少し流れが変わってきたか?
 4RもジャブとテイクダウンでGSPがペースを握るが、ニックもクリンチアッパー、ヒザ蹴り、さらには下からキムラ狙いと、GSPのワンサイドゲームにはさせない。GSPにとっては少々不穏なムードにはなってきたもののさすがにニックが逆転するには無理があり、5RもGSPが着実にテイクダウンを奪い試合終了。結局三者フルマークの判定勝利で、GSPが因縁の一戦に決着をつけた。

 戦前の予想で「既に賞味期限は過ぎている」と書かせてもらったが、まあ予想通りといえば予想通りの展開。むしろ試合前の挑発合戦でGSPのキラーモードを引き出してみせたニックのプロ根性を賞賛すべきか。
 ただフルマークの点差以上に、後半のGSPのペースダウンが気になったのは確か。ブランクや手術の影響だとすれば、絶対王者にもつけ入る隙が見えてきたか。
 試合後のインタビューでニックはMMAからの引退を示唆。実際問題、ニックが現役を続行してもこれ以上刺激的なカードは組まれないだろうし、妥当な判断なのでは。ニックは以前インタビューで「格闘技は仕事としてやっているだけ」という趣旨の発言をしていて、本人もMMAにさほど未練はなさそうな印象があるし。まあその後の会見で引退を撤回したという話もあり、最終的にどう転ぶかはしばらく様子を見ないと分からないけど。

 次回のWOWOW中継まではしばらく間が空くのね。人気ブログランキングへ
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by nugueira | 2013-03-18 22:34 | UFC | Comments(0)