反り立つ壁に撃沈。


by nugueira

UFC JAPANの総括

 UFC日本大会の観戦記をようやく書き終えたので、大会全体の総括を改めて。

 まず今回の大会については「メインとセミが凄かった」の一言に尽きてしまう感じ。
 正直、五味の試合が終わった時点で「まあ判定の多さとかは当たり外れがある話だから、日本大会を繰り返しやっていればこういう大会もあるよね」と勝手に自分の中で弁護を初めていたのだが、全てシウバとハントが吹き飛ばしてしまった。最後の2試合が判定、あるいはKO決着でも勝敗が入れ替わっていたら大会への評価はガラリと変わっていたはずで、興業は締めが肝心だな、という当たり前の話を今さらながら再認識。

 とまあ今回の大会単体の「点」として見た場合文句のつけようがない結末だったのだが、今後これが「線」になっていくかとなると、若干「うーん・・・」という気持ちに。
 既に発表されているとおり、今回の観客動員数は約1万5000人弱。自分はほぼ最後列の席での観戦だったのだが、確かに超満員とまでは言い難い客入りで空席もポツポツ目立っており、まあこんなもんだろうな、という数字。
 昨年の日本大会はズッファ体制での初進出ということもあり、観客動員数なんかも「ご祝儀相場」の要素が少なからずあったのはまあある意味当然の話。問題は今年の数字で「下げ止まり」をしてくれるかどうかなんだけど、結局のところ「PRIDEの遺産」に寄り掛かった大会構成が続いているわけで、「今のUFC」を見に来る固定ファンがしっかり根付いているのかというと正直自信がなくなってくる。(そう言っている自分自身がシウバのKOに大騒ぎしちゃってるわけだけど。)
 確定情報ではないけど今回電通は絡まなかったという情報も飛び交っているし、UFCのチカラをもってしても今の日本ではMMA興業がビッグビジネスとして成立しにくくなってきている、ということになっちゃうのかなあ。

 今回の大会直前にマーク・フィッシャーが「昨年2回行ったアジアでの大会を今年は4回程度に増やしたい。日本・中国の他に韓国・フィリピン・インドネシア等から開催オファーがある」という発言をしており、遠回しに年内の日本大会は今回限りであることがほぼ確定。
 まあチケット瞬殺のスウェーデンなんかも年1回ペースなわけで、今年上半期だけで3回開催されるブラジルが特異なケースということか。今回自分は「日本大会が年複数回あるかも」という楽観的観測のもと一番安いチケットを買ったのだが、今後は年1回の前提で1万円前後の席を買うスタイルに固定しておいた方が良さそう。当面は「年1回の日本大会を固定してもらう」というのがファンにとっても現実的な目標になりそうだし。

 来年もこの時期のスケジュールを空けておかねば。人気ブログランキングへ
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by nugueira | 2013-03-10 23:55 | UFC | Comments(0)