反り立つ壁に撃沈。


by nugueira

ロマゴン&ビロリア

 今年初回のエキサイトマッチの感想を。

 まずはWBA世界ライトフライ級タイトルマッチ、ローマン・ゴンサレス対ファン・フランシスコ・エストラーダ。1R序盤は体格で上回るエストラーダが手数で押し気味に進めていたのだが、ラウンド後半に気が付けばゴンザレスがガンガン圧力をかけていくいつもの展開に。ゴンザレスは相変わらず上下を上手く打ち分けて攻め込むが、エストラーダもよくパンチを返していく。
 ゴンザレスがいつものように早いラウンドで片付けるかと思ったら、エストラーダもゴンザレスの打ち終わりに手数を出して一方的なペースにはさせず長丁場に。それでも6Rにはゴンザレスのボディーにエストラーダが体を丸めるようになり、エストラーダは苦しい展開に。
 7Rにはゴンザレスがコーナーに詰めて連打を入れるも、エストラーダも依然として手数を返す展開が続き試合は終盤戦へ。ゴンザレスはさすがに攻め疲れもあるのか、若干ペースダウンしてエストラーダのパンチをもらう場面も目立ってきたところで試合終了。エストラーダの粘り強さに手こずりつつも、ゴンザレスが判定で防衛に成功。
 ゴンザレスにとっては苦戦と言っていい内容。手こずった理由の一つが体格差だとしたら、フライ級に上げた場合はけっこう苦しくなってくるのかな、という気がした。一方で、ライトフライに留まり続ける限り負ける場面が想像できないのは相変わらず。今日のエストラーダ以上に競った試合ができるボクサーがいるとも思えないしなあ。果たして井岡陣営はゴンザレス戦についてどういう対応を取るか。

 続いてWBA・WBO世界フライ級王座統一戦、ブライアン・ビロリアvsエルナン・マルケス。
 ビロリアが前に出つつもお互い目立った有効打はなく、1Rは様子見で終了か・・・と思った残り30秒、マルケスが相打ち気味のカウンターの左をヒット。下がったビロリアに対してマルケスが打ち合いへ行くものの、ビロリアが逆に右のカウンターでダウンを奪う。のっけから凄い展開の試合に。
 2R以降はボディを起点に前に出るビロリアに対し、マルケスは回復待ちか防戦に回る。やや我慢比べの展開になってきたが、お互いキレのある一発があるだけに見てる側も気の抜けない空気。迎えた5R、マルケスが右のカウンターを入れ一気に形勢逆転!ダウン気味のスリップをしたビロリアに対しラッシュを仕掛け勝負を決めにいく。しかし攻めが粗くなり打ち疲れたところでビロリアが逆にワンツーを打ち込みマルケスがダウン!何ちゅう展開の試合だ!
 ビロリアは7Rからは一転してアウトボクシングを展開し、カウンター狙い。完全にリズムに乗ってきたか。9Rにマルケスが逆襲に転じ攻勢をかけるものの、続く10Rにマルケスが打ち合いから左のカウンターを叩き込み3度目のダウン。一度は再開するものの、マルケスがコーナーで連打を食らったところでセコンドがストップ。ビロリアが圧巻の内容で王座統一に成功。
 ビロリアは3度のダウンいずれもマルケスが前がかりに攻めてきたところへのカウンターで、試合の組み立て方を含めて完全に上を行っていた感じ。これは今後の試合もチェックしないといけないな。

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Commented by マラビージャ at 2013-01-13 23:00 x
ロマゴン×ビロリアという話が出てるみたいですね。これ実現したらめちゃくちゃ楽しみです。
Commented by nugueira at 2013-01-14 16:41
>マラビージャ様
 うお、本当ですか!これは絶対見たいですね。井岡にとっても都合のいい流れになりますし・・・。
by nugueira | 2013-01-10 19:13 | ボクシング | Comments(2)