反り立つ壁に撃沈。


by nugueira

UFC参戦の壁は高くなる一方?

 ゴン格最新号、元UFCファイターである吉田善行のインタビューが興味深かった。概要は以下のような感じ。

・(最近はフィンランドで試合を行ったが)あのレベルのイベントで試合を続けるのは収入でも厳しい面がある。12月にもスペインからオファーがあったのだが断った。条件面もそうだが、次につながる試合がしたい。

・最近の傾向を見ると、UFCは負傷者の代役とかでないとあまりチャンスがない。層の薄いフライ級やバンタム級と違い、ライト級やウェルター級は米国人やブラジル人でも、本当の意味の新顔はほとんどいない。

 うーん、言われてみれば確かに。同じくゴン格最新号に今年海外団体で試合をした日本人の戦績一覧が載っていたが、今年UFCにデビューした日本人は田村一聖・光岡・漆谷・手塚の4名。漆谷以外の3名は負傷者の代役で、確かに吉田が言っているとおり「軽量級とアジア地区の大会での代打出場」しかチャンスがない状態。かくいう吉田自身、海外のケージで4連勝してもお呼びがかからないわけだし。

 UFCの頂の高さ、日本とのレベルの差は折に触れ痛感させられているわけだが、下手するとじきに「世界との差を実感する機会すらなくなってくる」という状況になっちゃうのかなあ。そういう意味でも、緊急出場でもなんでも選手側のチャンスが広がる日本大会の継続開催は重要になってくるんだろうけど。
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Commented by おっさん at 2012-12-28 11:51 x
元々中軽量級は重量級より遥かに層が厚い。
そしてTUFもほとんどが中軽量級で行われていて、そこに出てた選手が大量に前座に参戦してる。
ライト級はWECの統合によって選手が増えたし。
これからは、SF終了で契約の残ってる選手の移管でいろんな階級の選手もおそらく増える。

普通にマイナーイベントでちょっと連勝してる程度じゃ中々入る隙間がないね。
最近はズッファも本当にそんなにスカウトしてない気がする。
でも、ご当地選手を重視してるところがあるから、ゼンコーも日本大会に向けて契約出来れば良かったんだろうけど、もうほとんど枠が埋まってしまったね。
長らく日本で試合してない分、ご当地選手としての価値も低く見られてるかも。
バンタム級とフライ級の選手層はまだまだ流動的だし薄いとも言えるけど、それも2~3年もすれば入る隙がなくなりそう。
Commented by nugueira at 2012-12-31 10:11
>おっさん様
 それこそ実力・知名度が同程度ならアメリカ人選手の方が渡航費やビザ代の面で安上がりなわけですしね。今後はUFCに上がるためのキャリアパスを戦略的に考えていかないといけない時代になりそうですね。
by nugueira | 2012-12-26 23:11 | UFC | Comments(2)