反り立つ壁に撃沈。


by nugueira

長谷川穂積、3階級制覇は茨の道

 夜中にやっていた長谷川穂積vsアルツロ・サントスを録画視聴。

 両者やや様子見の1Rから、2Rにはサントスが手数を増やしていく。長谷川の動きは悪くなくサントスに有効打を許さないが、逆に自身もクリーンヒットを入れることができず、以前に比べ迫力に欠ける試合運び。
 4R辺りからサントスのパンチを見切ってきた長谷川が徐々にリズムをつかんで押し気味に進めていくが、依然としてディフェンスがいい一方で左がなかなか入らない。8Rにはロープ際に詰められての打ち合いで一瞬グラつく場面も見せてしまう。
 9Rにサントスがようやく後ろに下がり始め、大差の判定で長谷川勝利。とはいえディフェンスはともかくクリーンヒットらしいクリーンヒットは一発もなく、満足のいく試合内容とは程遠い出来栄え。

 フェザー級時代は「バンタム級時代なら今のパンチでダウンが奪えていたんだけどなあ」という場面が多々あったのだが、今回はそもそも「いいパンチが入った」と思える場面自体がほぼゼロ。最初からディフェンス面に重点を置いていたというのはあるんだろうけど、それこそバンタム級時代はこういうディフェンスを見せつつKOを連発していたわけだしなあ。
 試合間隔が空いたことや、スーパーバンタムへのアジャストがまだできていないことは差し引く必要があるにせよ(実況が言っていた足の肉離れはあえて無視。そもそもそういう情報が流れてくること自体、陣営が言い訳を用意しているように思えてしまうので。)、今後の世界タイトル再挑戦は厳しい道のりになりそう。ドネアが階級を上げて後が空くことを織り込んでいるのかもしれないけど、今日の試合内容を見る限り相手のレベルがどうこういう以前の問題があるように思えてならない。

 ツニャカオのKO勝利はお見事。人気ブログランキングへ
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Commented by みゆパパ at 2012-12-24 00:36 x
長谷川は、バンタムで防衛を重ねていた当時KO勝ちが(しかも早いラウンドで)続いちゃったもんだから、KOパンチャーっていうイメージが定着しちゃいましたけど、決してそういうタイプではなかったですよね。

そういう意味でも今回の試合、私は久しぶりに長谷川らしさが多少出てたような気がして、それなりにいい気分で観戦してました。
(危うい場面もありましたし、西岡さんなんかは厳しいコメントしてましたけど)

ただし、WBCにこだわっている長谷川がスーパーバンタムでベルト狙うとしても、現チャンピオンがマレスですからね。勝てる云々の前に試合組めないでしょう。
Commented by nugueira at 2012-12-31 10:00
>みゆパパ様
 見てる側も一番強かった時期のイメージを引っ張り過ぎちゃってますかね。スタイルチェンジして安定感があればいいのですが、どうしても厳しい印象が先行してしまいます。
by nugueira | 2012-12-23 16:36 | ボクシング | Comments(2)